ラベル情報:
Johnnie Walker
Red Rabel
1960
43°
香り:オールドなモルト香。僅かなヒネ香。枯草、濡れた焚火。潮風。葡萄とその皮。メロン、蜜蝋。メロウな印象。
味わい:驚くほどふわりとしている。緩く甘みのある煙、カラメル、蜂蜜、麦芽の甘み。浜辺、枯草。その枯草とグレーン由来のべたつく甘さが長く残る。
好み:★8 87
雑感:1960年ボトリングのジョニ赤。
コルクキャップの1Lボトル。
ひと口目の柔らかさに驚きました。本当にふわりとしてるんです。
自分の知っている現行ボトルとは全く別物。
どうしてもブレンデッドはオールドボトルに軍配が上がってしまいますね。
現代を生きるものとして悔しくはあるのですが…。
微加水すると途端に華やか。眩しく甘く。
これもまた非常に面白く新鮮な経験でした。
ちなみに、その微加水はグラスに足したものではありません。
先にチェイサーを飲み込み、直ちにウイスキーを口に含むという方法です。
邪道なのか知れませんが、貴重なボトルを試している際に重宝しています。
ふくよか