ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

トマーティン ク・ボカン 1988リミテッドエディション

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ラベル情報:

TOMATIN

CU BOCAN

1988 LIMITED EDITION

熟成年数: 27年 ※通販サイトより

蒸留年:1988年 ※通販サイトより

ボトリング: 2016年 ※通販サイトより

51.5%

 

香り:柑橘系、青林檎や洋梨のような爽やかな甘み。潮気、海藻、灰っぽさ。

味わい:ファーストアタックは灰、潮気、海藻。熟した甘酸っぱさ、プラム、アメリカンチェリー、洋梨。古い革製のソファー。ハッカ。余韻には甘い煙、煙草がゆったりと。

好み:★7 77

 

 

雑感:潮気が印象的なボトル。

4種類の樽がヴァッティングされたボトルになります。

1本はリフィルシェリーホグスヘッドで1988年ピーテッド原酒が1988年から27年間熟成されたもの。残りの3本は、ノンピート原酒を同じく1988年からリフィルシェリーホグスヘッドで熟成、2014年からアイラモルトに使用されていたシェリーバットに移して1年6ヶ月追熟したもの。

 

 

フルーツは奥まっているようで、主役を張っているのは灰と潮気。

特に潮気が印象に残ります。

おそらくアイラモルトで使用されていた樽から由来するものと思います。

ただ所謂樽感はそこまで感じなくて。

 

面白いです。

良い経験になりました。

開いてくるのも楽しみw

 

 

 

ちなみに先のクレイグ・アイルの際にも書きましたが、箱の中での固定がとても緩いです。

まず、はめ込む台座の溝が浅い! 5㎜程度しかありません。

さらにその台座がスポンジ製!! そもそも支えられるようなものではないです。

もはや意味をなしてないですね。

もちろん衝撃は吸収していると思うのですが…。

 

期待を込めて開けたらボトルが斜めってるって、肩透かしですよね汗