ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

グレンファークラス 16年? 2002 WHISKY&RUNNING Bar Sheep

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ラベル情報:

glenfarclas THE FAMILY CASKS

DISTILLED 2002

BOTTING DATE 13/06/19

CASK NUMBER 3315

TYPE Sherry Hogshead

54.4%

20th ANNIVERSARY WHISKY & RUNNING

Bar Sheep h

 

香り:上質なシェリー樽香。枝付きレーズン、ダークチョコレート、煮詰めたオレンジとその皮。カラメル、黒砂糖。マスカット、林檎、どこか爽やかに甘酸っぱい。鉛筆や生姜も。

味わい:深い木香、どっしりとしている。生姜、スパイシー。ドライオレンジ、スミレやラベンダー、胡桃。炒った麦芽。木苺。フィニッシュには収斂味の少し手前、辛みが浮かび心地良い。

好み:★8 81

 

 

雑感:横浜野毛の名店 シープ の20周年ボトル。

横浜にイベントで行った際に訪問し、一発でファンになったお店です。

場所柄、回数は行けていないのですが…。

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バックバーとカウンターが近く、オールドなボトルもそこに並んでいるので、林立するボトルを眺めながら時間を愉しめるバーです。

トマーティン 1976 クロコダイル や オールドのモーレンジ と出逢えたのもその中から。

マスターも一見さんであった自分にも良くしてくれて、とても愉しく贅沢な時間を頂きました。

 

このボトルを味わっていたらすぐにでも伺いたくなりました。

諸々早く落ち着きますように。

 

 

 

話をボトルに戻して。

こちら、少量加水すると表情が変わってまた面白いです。

柔らかくチョコレートが拡がり、拾え切れなかったフルーツのニュアンスが浮かんできます。オレンジをはじめ、レモンやマスカット、木苺はジャムのように変化、フルーツパウンドケーキのよう。

もちろんスパイスや生姜の要素は残っていて。

美味しいです。

 

加水したものを飲むとストレートで飲みたくなります。そして逆も然り。

 

 

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出会いに感謝です。

 

 

 

 

追記(23/08/21):

 

北の大地で出逢えたので思わず注文しちゃいましたw

 

香り:綺麗なシェリー樽香。枝付きレーズン、シナモン。焦がした砂糖。瓜系の甘み、蜂蜜。焼き林檎。木材の香り。

味わい:樽由来の苦み、カカオ。ブラックベリー。黒糖、ナッツオイル。バタークリーム。苺のヘタ。瓜系の甘み。鉛筆を噛んだよう。

好み:★8 82

 

 

雑感:苦みと、そこに包まれるフルーツと。

樽(もっと言うと木材)のアルマが強いのですが、その中にちらちら見えるブラックベリーが愉しいです。

おがくずの中に眠るフルーツのイメージっと言ったら大げさでしょうか。

 

 

冬に合うウイスキーですね。

待ち遠しくなります。

 

 

 

 

 

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