ラベル情報:
LEDAIG
22年 ※サイト情報より
1997
HOGSHEAD
CASK#8072
52.3% alc
ARES
AQUA VITAE
香り:砂浜、煤、燻製肉、海辺のバーベキュー。赤い果実、濃い緑の木々。
味わい:海風と煙、ミーティ、蜂蜜。すりおろした林檎、黒胡椒。木材や畳。高音と低音の味わいが同時に流れてくる印象。混ざり合い余韻に金属、薬品らしさ。
好み:★7 76
【オフィシャルのテイスティングコメント】
香り:バーベキュー、スモーク、ペッパー、新鮮なリンゴ
味わい:大麦、塩味とスモーキー、炭、柑橘果実、ウッディ
余韻:軽めの潮気、歯ごたえを感じる、クラッシックなレダイグ
反芻:おおよそ合っているかな。特に “ウッディ” はやっぱり!と嬉しくなりました。時間を置くと、より強調されると思います。
潮と煙、そして木香がメインとなっているモルトです。流行りのフルーティさは薄いかな。僅かに感じる甘みが愉しいのですが。
“歯ごたえ”、言わんとすることは分かる気がします。自分のテイスティングコメントの中でどれが該当しているのかは分からないのですが。…金属のところかな。
雑感:度数50%程度のピーデッドモルトを色々試したいと思っていたところに運命の出会い。
前回の立夏はラベルに惚れて購入しましたが、こちらは中身のスペックに期待しての購入。
期待通りの味わいでした。
より考えていくとアイラ系モルトに比べると、フルーツ感がないのかな。硬いところがある(不躾な表現だと平ら)とも感じます。
でも蒸留所の地域とピートの産地はイコールではないことも多いですよね。
この辺りを追求していくと面白そうです。
レダイグ同士の飲み比べ
アレス: 22年 1997 52.3% ホグスヘッド
阿波踊り: 22年 1997 51.8% ホグスヘッド
奇しくもほぼ同じスペックのボトルになりました。
この飲み比べができる幸運に感謝です。
アレス: 金属や木材。比べると浮かんでくるバターのような甘み。
共通しているのは、高い音の煤、浜辺のイメージ。
アレスは開けたてですからその差は大きいと思います。
もうしばらく置いてからまた比べたらどうなるか。
愉しみがまた増えました。
最後にボトルシリーズからの雑談を。
こちら、シグネチャーシリーズ・ギリシャ神話シリーズの軍神アレスを冠したボトルになります。
この説明を読んだ時、アレス?マルスじゃないの?現地の発言に合わせて?? となり、調べてみました。
同一視されている神様のようです。
自分はここら辺の知識が全く疎くて。
小中学生の頃に夢中になっておけばよかったかな。
昨今は様々ボトラーズやプライベートで、様々なテーマのシリーズボトルが展開されていますね。個性はあるし、バックバーでも見付けやすいのでありがたいと思っています。
まだ採用されてなくて思い浮かぶのは十二支でしょうか。(毎年サントリーから干支ボトルが販売されていますが)
自分としては、有馬記念のラベルボトルが欲しいと願っています。
サラブレッドの写真はいらなくて、馬名と馬番だけ載ってくれていれば良いです。
それを観ながら呑みながら、その年の想い出に浸りたい。
きっと愉しいと思うのです。