ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ダルモア 12年 2007 オーシャンズ ウィスク・イー

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ラベル情報:

DALMORE

12 Years Old

Vintage…2007

CaskType…Hogshead

CaskNo…3073

54.6%

The Oceans

Whisk-e

麻屋商店

 

香り:潮の香り、ピーティ。乾いた牧草。若木の枝を折った香り。プラム、奥の方にバニラ。ニスの印象。

味わい:温く甘い。オイリー。溶剤、乾いたピート香。チョコレートクリーム。洋梨。微かにレモン。フィニッシュに向けて潮気とスパイス。余韻は短く甘い。

好み:★7 76

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

色はクリームイエロー。グラスに注ぐと麦畑の風を想わせるアロマに、破砕したてのモルトのような埃っぽさ、レモングラスなどのハーブが香ります。
口に含むと、フェノリックなピートスモークとともに黒糖パン、洋梨の甘味が広がります。フィニッシュにはソーダキャンディとミントの爽やかな余韻が続きます。
オフィシャルのリッチなスタイルとは異なり、ピートスモークが複雑さを演出する、スターターに最適なライトでドライな珍しいダルモアです。

 

※通販サイトより

 

反芻:おおよそ合っていると思います。“黒糖パン” はなるほどと。

“潮気” のニュアンスが挙げられていないのが意外。また、“ライトでドライ” とありますが、粘度を感じるので軽い印象ではないです。余韻は短いですが。

 

 

雑感:ピーティなダルモア

自分が感じた印象は、レダイグっぽいピート香だなということ。

潮気から連想したような気がします。

試しに アクアヴィーテ アレス 1997 と比べてみると。

あちらのレダイグはもっとスモーキー。

 

途中からアランかなと思いだし、マクリー・ムーア を取り出して試飲。

香りのニュアンスは近いような。。。

 

麦芽にしろピートにしろ、材料の産地の知識がないので正解は分からないのですが、このように迷走しながら比較を愉しむのも一興ですね。

 

 

今回のダルモアは量り売りの品ですが、気が向いたときに飲めるというのはボトルで買う愉しみのひとつ。

量り売りとボトルと両方を活用させてもらって、経験を積み重ねたいと感じました。

 

 

 

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迷走の跡。