ラベル情報:
Bunnahabhain
Chestnut and Apple Chutney
SINGLE MALT SCOTCH WHISKY
VINTAGE 1987 DISTILLATION
2018 BOTTLED
46%
WEMYSS MALTS
香り:ナッティかつクリーミー。ハッカ、湿布薬。林檎、落ち着いた樽香。炊き立ての白米。
味わい:とろりとしたオイリーな舌触り。落ち着いた甘さ。フレッシュなシェリー樽香、パイナップル、カスタードクリーム。メンソール、スパイシー、甘栗、濡れた木材、渋み、カカオ。
好み:★6 67
【オフィシャルのテイスティングコメント】
香りはリッチなウイスキー、海の辛さにシェリー、アイラ島、バルサミコに栗とりんごの調味料、甘くて深みがあり心地良い。
味は重くて口を包むようにまとわりつき、深みのある甘さに心地良い辛さと酸味が海鮮ソースのよう。
フィニッシュは長く、土、木とスパイスが心地良い。
※通販サイトより
反芻:言われた途端に拾える “海の辛さ” 。単純というかなんというか。反省です。
“バルサミコ” も納得できそう。
ボトルにある通り、栗のイメージはよく浮かびます。林檎もあるのですが、割と落ち着いた方向、煮詰めたイメージでしょうか。あとはシェリー樽の印象が心地良いです。
雑感:ゆったり落ち着いたシェリー樽由来のモルト。冬に合いそう。
ロックにするとフレッシュな林檎、ビターチョコレートのイメージ。
美味しい。
季節に影響されずにテイスティングするのは難しいですね。
ピーティ系は夏だし、シェリー系は冬の方が合っていると感じます。
ハニースモークと飲み比べ。
自分には共通項を見付けるのが難しい。。。
ハニースモークは蜂蜜と肉。今回のボトルはナッツとクリーム、シェリー樽。その印象が強く、共通するであろう酒質に当たる部分があやふやです。
あえて挙げるなら、奥の方にある丸っこいフルーツのイメージ…かな。
難しいです。
追記(23/06/25):
フィニッシュにかけて改めて
香り:赤ワイン樽熟成のようなクセ。ナッツの甘み。波飛沫。薬品香。シナモン、焼き林檎、暖かい酸味。メロンの皮。醤油もろみや干し椎茸。炊き立てのお米。
甘く落ち着いた香り。赤で始まり青で終わる。独特のクセもある、開き過ぎたのかも知れない。
味わい:オーキーな苦み、丸っこいベリー、ワイン樽を感じる。焼き林檎、ミックスナッツ。籾殻。海水。青い果実、メロンの皮。ピーティなモルトのクリームでフィニッシュ。
オイリーな酒質、甘い苦みが愉しめる。
好み:★7 74
反芻:かなりオフィシャルのコメントに近付けたのではないでしょうか。過去の自分のものと比べても、色々と拾えているところがあるようです。
3年経つと少しは成長するものですね。嬉しいです。
雑感:このボトルとも今生の別れ
もう手に入ることはないでしょう。
ボトルデザインも変わってしまいましたし。
どんなボトルもそうと言えばそうですが(笑)
暑くなる前に飲み切ってあげるべきだったかな。
やはり冬向けのモルトです。
ごちそうさまでした。
しかし改めてみると凄いスペックです。
アイラ系で、80年代蒸留で、熟成期間は30年オーバー。
良い経験をさせて頂きました。