ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ポートエレン 25年 プレミエバレルセレクション

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Port Ellen Premier Barrel Selection 25yo 55.1%(テイスティングボトル)

ラベル情報(THE SHARE BAR テイスティングボトル):

PORT ELLEN

A SINGLE BARREL BOTTLING

Single Malt Scotch Whisky

accuratcly AGED 25 YEARS, assuredly

55.1% alc

Douglas Laing's PREMIER BARREL Selection

京都洋酒研究所

THE SHARE BAR

 

香り:籠った麦芽感。葡萄、ドライオレンジ、潮風。黒い果実。胡椒、消毒液と落ち着いた煙。

味わい:潮気と石鹸。オイリーな印象。苺や杏、紅茶。スパイスとハッカ。余韻はモルトの甘みが優しく長く。

好み:★6 68

 

 

雑感:思いの外ソーピーでした。

例えるならシルクプリント時代のボウモアのような。

以前飲んだポートエレンにはその印象を持った記憶はなくて、このボトルの特徴なのだと思います。(逆に以前のボトルが特殊だった可能性も…?)

面白いですね。

良い経験になりました。

 

 

閉鎖されたアイラの雄、ポートエレン。

閉鎖された蒸留所の中で一番有名な場所ではないでしょうか。

 

グレンロッキーやブローラ、バンフと同じく1983年に閉鎖されました。

同じ年に幾つもの蒸留所が閉鎖される、ウイスキー冬の時代です。

その後30年で状況は全く変わり、現在は世界的なウイスキーブームを迎えています。十年一昔とはよく言ったものです。

 

当時のポートエレン蒸留所では、連続式蒸留機をはじめ、様々なウイスキー作りの実験が行われていたそうです。

現在は製麦所のみが稼働中。時代は変わっても変わらずアイラモルトを支え続けています。