ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

インチガワー 14年 2008 秩父令和商会

ラベル情報:

INCHGOWER

AGED 14 YEARS

DISTILLED :20.03.2008

BOTTLED :15.05.2022

EX-LAPROAIF QUARTER CASK

55.9%

秩父令和商会

 

香り:潮気、グレープフルーツの白皮。甘酸っぱくフルーティ。シトラス系、レモンやメロンのニュアンス。仄かなピート香、ナッツ。パウンドケーキよう、もっちりとした穀物の香り。

味わい:塩味、のど飴、薬品香。ナッティ、モルティ。ピートの効いた水飴。甘くスパイシー。蜂蜜レモン。薄いメロン、柔らかくフラワリー。白木の印象。ミント。余韻は短い。

好み:★7 71

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香りは仄かなピート香、清涼感のあるミント、焼きたての蜂蜜入りの焼き菓子。

舌を浸すと微炭酸のようなプチプチとした刺激、ヨード香、蜂蜜を混ぜた麦汁。

余韻に薬品っぽいラフロイグのニュアンスと錠剤の苦味、少しのカカオとビター。

飲んだ後に呼吸をするとよくわからない満足感、ミントやハーブの香り。

深呼吸最高。

なぜか遅れて苦味がチョコやカカオニブの菓子っぽさに昇華して消える。

同じくなぜかわからないが、一口目より二口目の方が美味しく感じるw

変態用のボトル。

好きw

 

 

反芻:“焼きたての蜂蜜入りの焼き菓子”、“薬品っぽいラフロイグのニュアンスと錠剤の苦味” や “ミントやハーブの香り” 、表現の違いはありますが同じものを拾えているようで嬉しいです。

“蜂蜜を混ぜた麦汁” にもなるほどと。

 

 

雑感:ラフロイドカスクのスペイサイドモルト

もちろん前情報ありきですが、モルトの個性が伝わってきました。

ラフロイグカスクもスペイサイドモルトも活きていると言いますか。分かる!となる感じ。

 

ラフロイグとインチガワーをブレンドしたとしてもまた違うのでしょうね。

 

 

とても面白く、美味しいモルトです。