ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

厚岸 ヴァッテドモルトウィスキー 鹿の通り道

ラベル情報:

厚岸

鹿の通り道 le sentier de cerf

Vatted Malt Whisky

A Fusion of the Worldwide whisky

Bottled 2022

52%

Mejiro Tanakaya

LIQUORS HASEGAWA

水楢佳寿久

RUDDER

 

香り:乳酸菌。濡れた焚火。加水のニュアンス。シロップ。塩味。

味わい:丸っこい、ナッツ、オイリー。ベリー系、キャンディちっく。潮気、薬品香、薬草。余韻はピーティにモルティ。

好み:★7 71

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香り:海風、海藻、樺の木、麻縄、焚き火、煙草の灰、アーモンドオイル、ややミネラル感。時間の経過と共にチョコレートが現れる。
味わい:牡蠣のスモーク、貝の干物、フレッシュなレモンやライムの柑橘果実から徐々にビターオレンジ、アメリカンチェリー、ココアパウダー、ヘーゼルナッツへと変化。クリーミーでややナッティなボディ。
フィニッシュ:ビターチョコレート、コーヒーの出し殻、ブラックペッパー、セージ、泥炭の煙がゆっくりと長く続く。

 

 

反芻:全然ですね。ううむ。オフィシャルのコメントを読みながら飲み返してみたいです。その時どう感じるのか…。

“樺の木” ってどんな香りするのでしょう? そちらも気になります。

 

 

雑感:厚岸蒸留所のワールドブレンデッドモルト

ブレンデッドモルトって難しいですよね。

コクがあるものが多いと思いますが、なめらかさは失われがちなような…。

 

もちろん、好みの問題だと思うのですが。

 

自分の経験では、一品物であるなら、グレーンが含まれているブレンデッドウイスキーの方が当たりが多い印象があります。(アメリカンが入ると全部そちらに持っていかれるのが難点ですが…)

 

ただ、語れるほど経験があるわけではないのも本当。

ブレンデッドモルトならではの良さを知るために、色々手を伸ばしていきたいです。

 

 

 

 

ところで、『ヴァッテド』を『ヴァッテッド』と発音しがちなのは自分だけでしょうか?

『テ』と『ド』の間に促音を入れてしまいます。

 

『ブレンデッド』という響きが頭にあるせいかと思うのですけど