ラベル情報:
Fettercairn
19 YEARS OLD
Distilled 1995
Bottled 2015
Matured in Hogshead Cask No. 2805
60.6%
EDITOR'S CHOICE
WHISKY Magazine
香り:甘くツンとした香り、黄色いフルーツと蜂蜜。若いグアバ、オレンジの皮。乾燥させた牧草。フラワリー。
味わい:蜂蜜、林檎の芯、シナモン、ハイトーンにスパイシー。黄色いフルーツ、シロップ、炭酸の刺激。オーキー、くしゅっとした食感、渋み。シダ植物。どこか魚介出汁も感じる。ドライ。
好み:★7 74
【オフィシャルのテイスティングコメント】
香りは金柑の皮、柔らかなトフィーキャンディ、蜂蜜の入ったパウンドケーキ、オークスパイス。
口に含むとオイリーで、パイナップルシロップ、蜂蜜の甘みとともに香ばしい胚芽クラッカーと心地よいホワイトペッパーのアクセント。
アフターに心地よい渋みの乗った紅茶飴の味わいが口いっぱいに広がります。
※通販サイトより
反芻:“口に含むとオイリー” は正にその通りと思いました。
でもアフターは、“紅茶飴” かぁ。渋みは心地よいと思いましたが、紅茶飴かなぁ。これは飲んできた紅茶の質の格差もあるのでしょうか…?
雑感:渋みを愉しむべくモルトだと感じました。
フルーツ感はファーストアタックに短く、でも確かにあって。
次に来るのはスパイシー。
オーキーを経て、渋みのフィニッシュ。
その流れの中全部に、種類の違う渋みがあるような
そんなモルトです。
フェッターケアンと言われると、自分の頭に浮かぶのは 27年 1988 The Infamous… です。
ので飲み比べてみました。
印象の違いとして大きいのは、The Infamous… にあるワクシーさと糊っぽい厚みのあるなめらかさ。また、果実の種のイメージも浮かんで来ました。
今回のウイスキーマガジンの方は、強くオーキーな印象。
共通してると感じたのは、黄色いフルーツ。そしてなめらかさの癖。(ここが重要と想われるのですが、言語化が難しい…)
おそらく樽由来と思われる焦げ感も。
でもこれ、ブラインドで比べた際に同じ蒸留所のモルトと当てられるかなぁ
つくづく難しいです。。
加水すると焦げ感が煙草として浮かんできて驚き。
また、シロップも強調されて
個性が変わってストレートと両方で愉しめると思います。