ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

キャンベルタウンロウ(ロングロウ) 14年? 1992 テイストスチル

f:id:BOXBOXBOX:20210916025828j:plain

ラベル情報:

CAMPBELTOWN ROW

Dist : 1992

Bottling : 2007

49.1%

TASTE STILL

 

香り:おそらくリフィルのシェリー樽香。葡萄、フレッシュなベリー。甘くフルーティ。塩をひと摘み、炭、生木。

味わい:熟したグラッパ。潮気、麦々しい。ケミカルな甘さと煙、火薬。

好み:★7 77

 

 

雑感:スプリングバンクロングロウ

ロングロウはヘーゼルバーンと同じく、スプリングバンク蒸留所の銘柄のひとつです。

 

自分用にそれぞれの違いのメモを。

 ロングロウ:ヘビーピーテッド、2回蒸留

 スプリングバンク:ミディアムピーテッド、2.5回蒸留

          ※ローワインの一部を3回蒸留(ローワインは初留液のこと)

 ヘーゼルバーン:ノンピート、3回蒸留

 

 

今回感じた麦々しさやケミカルな甘さは、ヘーゼルバーンに持っているイメージと共通しているものと思いました。

蒸留所の酒質になるのかな。

 

同時の飲み比べは出来なくても、過去の自分のテイスティングコメントと比べるのは面白いですね。

もっと鼻と舌の記憶力があれば良いのですが…

 

 

数字ほどのぶ厚いスモーキーさはありませんでした。

バランス良く飲みやすい印象の1本です。

 

 

 

ふと。

白州蒸留所にもポットスチルが沢山ありましたが、その組合せ毎の比較も研究されているんでしょうね。面白そう