ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ヘリヤーズロード オリジナル 2020年流通

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ラベル情報:

HELLYERS ROAD

ORIGINAL

TASMANIAN SINGLE MALT WHISKY

46.2% ※資料より

 

香り:オレンジリキュール、ケミカル。蜜、シロップ。ほんのりと埃。

味わい:香りと同じくオレンジリキュールかつケミカルな印象。杏、麦汁のべとっとした甘み。金属感、どこかニューポッティ(加水故か嫌な感じではない)。

好み:★6 68

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

シトラス、レモン、オレンジの香りが広がり、バニラの甘い味わいとトーストしたような味わいが余韻として感じられます。

 

 

 

雑感:オーストラリアはタスマニア島シングルモルト

タスマニア島とは北海道よりも小さな島です。その中に17個もの国立公園がある自然豊かな場所。個人的にはタスマニアデビルが最初に浮かんできます。

そしてその澄んだ空気から、世界一雨水が綺麗な場所と言われています。

 

近年はその清らかな水源を求め、ウイスキー造りを行う小中規模の蒸留所が続々とオープンしているそうです。

ヘリヤーズロード蒸留所はそのなかで3番に古い蒸留所になります。

 

 

犬と老人?のマークが可愛いですよね。

Tシャツやグラスのグッズもあるみたいで。

もしフェス等に出展されて買うチャンスがあれば欲しいなぁ

 

 

味わいについて。

自分の率直な感想は、美味しい。美味しいけどウイスキーらしくはない。といったところ。

麦芽由来のオレンジフレーバーが魅力と思いますが、リキュールのようでもあり。

資料から推察すると7年熟成と思われますが、熟成感は拾えませんでした。

もっと長熟になると変わるでしょうか。。。

 

このモルトの原料はタスマニア産のプレミアム大麦。

自分は不勉強で知らなかったのですが、オーストラリアはビール造りが盛んなようで。そのなかで一番美味しいビールの大麦をウイスキーの原料へ採用したそうです。

たしかに甘く存在感のある味わいになっていると思います。

 

ピーテッドものもあるそうなので、いつか飲んでみたいと期待しています。

 

 

 

 

追記(23/12/22):

3年を経て、新しいラベルのボトルを味わうことが出来ました。

この当時のボトルとは全く違う印象。驚かされました。

 

 


(よろしければ)

 

ちなみに、ラベルモチーフのグッズはありませんでした(残念)