ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ティーリング 21年 シルバーボトリング

f:id:BOXBOXBOX:20200914020358j:plain

f:id:BOXBOXBOX:20200914020324j:plain

TEELING 21years 700ml 46%【BAR NON Peatショット20ml】(テイスティングボトル)

ラベル情報(THE SHARE BAR テイスティングボトル):

TEELING

SINGLE MALT IRISH WHISKEY

VINTAGE RESERVE

21 YEARS OLD

SILVER BOTTLING

46% ALC

バー ノンピート

THE SHARE BAR

 

香り:フレッシュでジューシー。魅力的。ライチや青林檎、グアバ、サクランボ。黄桃の缶詰。芝生や木香も微かに。

味わい:甘いフルーツジュース。葡萄、杏、さくらんぼ。ふわりと桃が浮かんでくる。乾いた樽香。ミントや蝋、苦みを伴う短い余韻。

甘くジューシーだが、やや単調。香りからの期待値が高すぎたからかもしれない。

好み:★7 76

 

 

雑感:近年際立っているティーリングのフルーツ感。

今やアイリッシュといえば、ティーリングが最初に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

そしてティーリングというと、甘酸っぱいフルーツ感のイメージだと思います。

このボトルは、まさにその期待に応えてくれるモルトです。

 

手元に1本あったら嬉しい、ウイスキーに疎い友人にも飲んで欲しくなる、そんなボトルでした。

 

 

 

 

知多 4年 2009 SMWS G.13.1

f:id:BOXBOXBOX:20200914011331j:plain

f:id:BOXBOXBOX:20200914015040j:plain

SMWS G.13.1 4years (CHITA)700ml 58.3%【BAR NON Peatショット20ml】(テイスティングボトル)

ラベル情報(THE SHARE BAR テイスティングボトル):

SOCIETY SINGLE CASK No. G13.1

“A complete revelation”

SINGLE GRAIN JAPANESE WHISKY - FROM A SINGLE CASK -

AGED 4 YEARS

DATE DISTILLED OCT 2009

CASK PUNCHEON VIRGIN CAK

58.3%

THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY

バー ノンピート

THE SHARE BAR

 

香り:甘く滑らか。蝋、ミント、青いメロン。薬草、僅かに埃っぽさ。

味わい:飴っぽさ。とろりとしている。蜜蝋、ウリ科の果物の甘み、レモングラス。スパイス、若さを感じるがグレーンの旨さと良いバランスになっている。優しいアメリカンウイスキーというイメージ。

好み:★6 65 ※74

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

Luscious mango and pineapple juices accompany lychees, Bounty Bars and fragrant lemongrass. Fresh and fruity with toffee. marshmallows and damson jam. Ginger, creamy milk chocolate and vanilla custard. With water, cherryade, butterscotch, orange oil and fruitcake in seemingly endless complxity.

(マンゴーとパイナップルの甘いジュース。ライチ、バウンティバー、香り高いレモングラスが寄り添う。トフィー、マシュマロ、ダムソンプラムジャムのフレッシュでフルーティーな味わい。ジンジャー、クリーミーなミルクチョコレート、バニラカスタード。水、チェリーエード、バタースコッチ、オレンジオイル、フルーツケーキと無限に続くような複雑さ。)

 

※ラベルより

 

反芻:そんなにフルーツ感あるかなぁというのが正直な感想。

と、グレーンは開くのに時間がかかるという点が抜けていたと反省。改めて30分程度あけて飲み直しました。

爽やかなミント香、味わいは濃く、フルーツキャンディ、生姜ちっく、オイリー。

確かにフルーツの印象が強くなりました。この状態なら★7。

時間をかけてゆっくり味わうことをオススメします。

 

 

雑感:ソサエティの知多 4年もの。

オフィシャルスタンダードの知多と比べると、スタンダードの方が熟成感が感じられます。

NAなので逆に当たり前なのですが、熟成期間の長い樽も使用されているのだと実感できます。

新鮮な体験でした。

 

ただ、ソサエティの方が美味しくないのかというと決してそんなことはなく。

開いた後の腰の強さとフルーツ感は全く別物です。

スタンダードの方を時間をおいてもそこまで変化しません。この違いはカスクストレングス故…?

 

 

またひとつ良い経験をさせて頂きました。

 

 

 

 

マルス 浅葱斑 8年

f:id:BOXBOXBOX:20200923233810j:plain

ラベル情報:

MARS WHISKY 浅葱斑 Asagi madara

Blended Japanese Whisky

AGED 8 YEARS

2020 Limited Release

MARS SHINSHU DISTILLEY

48%

 

香り:甘くスパイシー、爽やかな香り。カリン、ユーカリ、ハッカ、薄く蜂蜜。芝生。奥の方にグレーン由来のまったりとした甘い香りやミントが控えている。

味わい:とろりと甘い。同時に爽やかでもある。ユーカリ、白胡椒、針葉樹。薄く蜂蜜、ハーブ、白い花。

好み:★7 76

 

雑感:マルス信州蒸留所の全面リニューアルを記念したボトル。

信州において初代ポットスチルで蒸留され8年以上熟成されたモルトウイスキーと、同じく信州の地で8年以上熟成された国産グレーンウイスキーのブレンデッドになります。

甘く爽やかで飲みやすく、美味しいボトルです。

とても好み。

 

 

マルス信州蒸留所は2020年9月に全面リニューアルされました。

以前は小さな工場(コウジョウというよりコウバ)のイメージでしたが、全く綺麗でオシャレになって素直に驚きました。

にも拘わらず、予約なしで訪問可能&自由見学というスタイルは変更されておらず。

身近な蒸留所のままで居てくれました。

 

 

以下は蒸留所の古今を比べた写真を

 

f:id:BOXBOXBOX:20200924001245j:plain

f:id:BOXBOXBOX:20200924001309j:plain

外観

前情報なしで行ったので、変わりように本当に驚きました。

テンション上がりまくりw

 

 

f:id:BOXBOXBOX:20200924001439j:plain

f:id:BOXBOXBOX:20200924001452j:plain

製造棟外観

中身はポットスチル以外はガラス越しになっています。

 

 

f:id:BOXBOXBOX:20200924001556j:plain

f:id:BOXBOXBOX:20200924001610j:plain

ウォッシュバック

鉄製5基から木製3基&ステンレス製3基に変更。製造ラインでは一番の変更点?

ウイスキーにどのような変化をもたらすのでしょうか。

 

 

f:id:BOXBOXBOX:20200924001656j:plain

f:id:BOXBOXBOX:20200924001710j:plain

ポットスチル

外観に次ぐインスタ映えスポット。

今回は稼働中の見学だったので、泡立つ様子がよく見えました。

 

 

f:id:BOXBOXBOX:20200924001752j:plain

f:id:BOXBOXBOX:20200924001807j:plain

試飲バー

まぁオシャレになっちゃって。

奥には初代ポットスチルのマンホールが置いてあったり、安楽椅子もあったり、人の少ない観光シーズン外に行ってゆっくりしたくなる空間です。

 

 

f:id:BOXBOXBOX:20200924001855j:plain

f:id:BOXBOXBOX:20200924001910j:plain

f:id:BOXBOXBOX:20200924001927j:plain

f:id:BOXBOXBOX:20200924003229j:plain

その他

今回は車での訪問でしたので、コーヒーを。

とても爽やかで美味しかったです。

焙煎時に一工夫されているのかな…? 無知で分からないのですが。

電車で行ったとしても、また飲みたいと思いました。

 

 

 

あえて追加の希望を挙げるなら、バーで飲めるノンアルコールを増やして欲しいなと。

コーヒーとノンアルビールの2択だったのです

周りを見ると家族連れも沢山いらっしゃいましたし、地元の100%ジュースとかも提供頂けたら嬉しいと感じました。

 

 

 

 

ヘリヤーズロード オリジナル 2020年流通

f:id:BOXBOXBOX:20200916013335j:plain

ラベル情報:

HELLYERS ROAD

ORIGINAL

TASMANIAN SINGLE MALT WHISKY

46.2% ※資料より

 

香り:オレンジリキュール、ケミカル。蜜、シロップ。ほんのりと埃。

味わい:香りと同じくオレンジリキュールかつケミカルな印象。杏、麦汁のべとっとした甘み。金属感、どこかニューポッティ(加水故か嫌な感じではない)。

好み:★6 68

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

シトラス、レモン、オレンジの香りが広がり、バニラの甘い味わいとトーストしたような味わいが余韻として感じられます。

 

 

 

雑感:オーストラリアはタスマニア島シングルモルト

タスマニア島とは北海道よりも小さな島です。その中に17個もの国立公園がある自然豊かな場所。個人的にはタスマニアデビルが最初に浮かんできます。

そしてその澄んだ空気から、世界一雨水が綺麗な場所と言われています。

 

近年はその清らかな水源を求め、ウイスキー造りを行う小中規模の蒸留所が続々とオープンしているそうです。

ヘリヤーズロード蒸留所はそのなかで3番に古い蒸留所になります。

 

 

犬と老人?のマークが可愛いですよね。

Tシャツやグラスのグッズもあるみたいで。

もしフェス等に出展されて買うチャンスがあれば欲しいなぁ

 

 

味わいについて。

自分の率直な感想は、美味しい。美味しいけどウイスキーらしくはない。といったところ。

麦芽由来のオレンジフレーバーが魅力と思いますが、リキュールのようでもあり。

資料から推察すると7年熟成と思われますが、熟成感は拾えませんでした。

もっと長熟になると変わるでしょうか。。。

 

このモルトの原料はタスマニア産のプレミアム大麦。

自分は不勉強で知らなかったのですが、オーストラリアはビール造りが盛んなようで。そのなかで一番美味しいビールの大麦をウイスキーの原料へ採用したそうです。

たしかに甘く存在感のある味わいになっていると思います。

 

ピーテッドものもあるそうなので、いつか飲んでみたいと期待しています。

 

 

 

 

追記(23/12/22):

3年を経て、新しいラベルのボトルを味わうことが出来ました。

この当時のボトルとは全く違う印象。驚かされました。

 

 


(よろしければ)

 

ちなみに、ラベルモチーフのグッズはありませんでした(残念)

 

 

 

 

 

キングスランサム ラウンド・ザ・ワールド 陶器ボトル

f:id:BOXBOXBOX:20200912002925j:plain

ラベル情報:

KING'S RANSOM

ROUND THE WORLD

75.2% PROOF

 

香り:甘い、枝付きレーズン、葡萄の皮。カラメル、枯れた樽香。古い図書。ホットケーキミックスも。

味わい:甘く程良い苦み。モルティ、焦げた穀物、薄めた蜂蜜。ラズベリー、フルーツチョコレート。全体的に弱く水っぽくもある。カラメルを伴う余韻。

加水するとパフュームが浮かんでくる。ストレートがオススメ。

好み:★7 78

 

 

雑感:陶器のラウンド・ザ・ワールド

流通年代は分からなかったのですが、先のガラスボトルと比べると力強さはない印象。

むこうは腰が据わっている気がします。また、モルトの割合も多いような…。

 

ボトルの素材による変化の差も大きいかもしれません。

 

 

陶器製のボトルは、ボトルにウイスキーが染み込んでいくそうで。

当然劣化も早く、一般に人気がありません。

 

でも、内側にウイスキーが染み込んでいくって、バーボンやシェリー樽熟成と同じことになりそうな気もしていて。

空けたらなにか適当なものを注いでみようと思っています。

染み込んだキングスランサムのニュアンスが上手く伝わったら良いな。

 

自分が思いつく画期的なことはたいてい先人達が試して止めたこと なんて言葉もありますが、はたして…?

 

 

 

 

追記(22/02/04):

フィニッシュにかけて再度テイスティング

香り:古典的なシャリー樽熟成の香り。オールドなモルト香。心地よい。カラメル、甘酸っぱい、ラム酒に漬けられたダークチェリー。少しだけレモン水。籠ったような煙のニュアンスも。

味わい:仄かなオールドシェリー樽香、モルティ。蜂蜜、埃っぽさ。アップルパイ、もしくはホットケーキ。薄めたカスタードクリーム。カラメルの苦み。焼き林檎の皮、焦げ感。加水のニュアンスも確かに。

好み:★8 81

 

反芻:自分の中にあった印象よりも香りが良くなっていると感じました。味わいが弱く感じるのは前と同じ。前回は★7だった記憶はあったのですが、香りの心地よさで★8に。

今回、おそるおそる ホットケーキ を挙げたのですが、過去の自分も挙げてて笑ってしまいました。

あとやはり加水はオススメできません。化粧品ぽい

 

 

雑感:いよいよ実験開始です。

手元にあって、まるっと1本使えて、将来の比較も出来るボトル。

変化を感じやすいように、圧殺シェリー系やピーティなものはNG。

ということで、山崎 NA をピックアップしました。

 

良いボトルを継ぎ足していって妖艶にしていくというのも考えたのですが、

良いボトルを実験に使う勇気はない小市民。

…今回が上手くいったら、次は考えてみたいと思います。

 

とりあえずは1か月後に試飲してみます。

楽しみw

 

 

f:id:BOXBOXBOX:20220204235532j:plain

上手くいきますように

 

 

 

 

追記(22/03/09):

1ヶ月経ちましたので試飲を

 

f:id:BOXBOXBOX:20220310010937j:plain

f:id:BOXBOXBOX:20220310011022j:plain

色合いは変化なし

 

香りも大きな変化はなし。

少しまろやかになっているような…。土壁のような香りも僅かに。

 

味わいにはハッキリと変化が。

まず粘度が上がっています。そして、枯れ木のような、乾くようなニュアンスが付加。ざらっとした舌触り。

厚みが増したというよりも、雑味が増えたという印象。

端的に言うと、バランスが崩れてます。

 

 

現時点だと、失敗と言える結果です。

これが上手くいくようだったら、もっと色々なウイスキーを継ぎ足し継ぎ足ししていきたいと考えていたのですが…

 

 

 

もちろんまだ1ヶ月。

来月にまた確認してみます。

 

 

 

 

追記(22/04/09):

さらに1ヶ月経ちましたので再度のテイスティングです。

前回のトラウマから今回はおそるおそる…笑

 

f:id:BOXBOXBOX:20220409234905j:plain

f:id:BOXBOXBOX:20220409235639j:plain

色合いは濃くなった…?

 

ひと口飲んで、ホッとしました。

馴染んだというのか、飲みやすくなっていました。

 

ノーマル NA との比較では、甘みが強くなっているのが印象的。

蜜っぽく。

また、最近の自分が苦手に感じる 山崎 NA の余韻のスパイシーさやまったり感がフォローされている感があります。

 

ただ、陶器の匂いもハッキリと付いてて(大汗

 

 

どちらが好みかと言われると難しいですが

バランスが良いと評価されるのはノーマルでしょうね。

 

そんな感想でした。

 

 

 

 

 

キングスランサム ラウンド・ザ・ワールド 50年代流通?

f:id:BOXBOXBOX:20200907000256j:plain

ラベル情報:

King's Ransom

"ROUND THE WORLD"

GLENFORES GLENLIVET BLEND

アルコール分47度 ※輸入元ラベルより

William Whiteley

 

香り:オールドなモルト香が心地良い。優しく落ち着いたシェリー樽香。べっこう飴、薬草。枝付きレーズン、赤ワイン。腐葉土。ハッカ、僅かにパフュームも顔を覗かせる。

味わい:べっこう飴、モルティ、甘くほろ苦い。ミント、枝付きレーズン、葡萄ジュースの余韻、濃い蜂蜜、焦げた木材、程良い渋み。熟した蜜柑、微かに化粧品よう。フィニッシュに乾燥させた麦芽の香りが浮き上がってくる。

好み:★9 90

 

 

雑感:グレンフォレス(エドラダワー)のブレンデッド。

ブレンデッド後に再び樽詰め、世界一周の船旅でマリッジされたもの、ラベルの "ROUND THE WORLD" が時間と手間をかけたその誇りを示しています。

 

丸っこくて可愛らしいボトルです。

元々は細金の網がかかっていました。

自分は気にしないので捨ててしまったのですが。

自分のものですしね。

 

 

先のグレンフォレスと比べてみると、同じ蒸留所のものだと強く感じました。

その中でもキングスランサムの方が香りがハイトーン、華やかとも。甘く葡萄っぽさも強くて。

でもどちらも旨いです。

 

現行エドラダワー 10年と比べると、奥行きが全く違います。

もちろん上等なブレンデッドということもあるのでしょうが、材料からして違うのだろうと感じられるのが…。現在を生きるものとして悲しくもありますね。

別物としてどちらも良いウイスキーと思いますが。

 

 

佇まいも味わいも、時代を感じる高級感ある1本です。

 

 

 

 

 

グレンフォレス(エドラダワー) 12年 80年代流通?

f:id:BOXBOXBOX:20200908000109j:plain

ラベル情報:

GLENFORRES

all hightland malt scotch whisky

12 years old

43%

特級

 

香り:モルティ。カラメル、苔むした森、土っぽさ。仄かに焦げ感。カスタードクリーム、焼いたパン。

味わい:クリーミーで甘い。煤、枝付きレーズン、葡萄の皮、蜂蜜とその苦味。オールドなモルトが浮き上がってきて、すっと消える。ゆるくナッツの甘み残り、微かにおしろいっぽさを伴う余韻。

好み:★8 83

 

 

雑感:Glenforres Glenlivet Disillery のダブルハイランドモルト

 

“水に溺れない。

香りを散らさない。

まろやかな味わいを崩さない。

12年の時の神秘に抱かれて、

いまグレンフォレス登場。

芳醇、馥郁たる、

これはスコッチの極み。”

 

同封されていた冊子の表現です。

そしてこう続きます。

 

“グレンフォレス グレンリベット社のエドラドワ蒸留所” で12年間貯蔵されたモルトに “もうひとつの12年ハイランドモルト” を選りすぐってマリッジさせた “独自のダブルハイランドモルト”。  ※ “” 部分は原文まま。その他は要約。

 

もうひとつのハイランドモルトとはどこなのでしょうか。

テイスティングで分かる人には分かるのかな。。。

(ネットの情報によると、ティースプーンモルトだそうです)

 

 

 

現行10年と飲み比べると共通しているのは、口当たりの滑らかさと余韻のクリーミーさ、僅かなパフューム。

シルキーなイメージも。

でもこれは、知っているから似ているニュアンスを探しているだけでしょうね。知らずに飲んで気付けたらかっこ良いのですけど。

 

差異は10年はクリーミーさが全面に、グレンフォレスはモルティさが特徴的。

自分からすると別物として両方とも美味しいです。

 

 

 

このボトル、瞬間的に味わいが膨らむのですが、そのまますっと消えてしまうのが気になります。物足りないとも感じてしまう。

おそらくもう力が抜けてきているのでしょう。

老いた老騎士。

全盛期に出会いたかったと強く思います。

 

 

ところで、化粧箱が明らかに横置きのデザインですよね。

ワインのようで贈答用として高級感はあるとも思いますが、ウイスキーの保管方法としては…。

もし購入を検討されている方がいるなら、箱がない方が保存状態が良いかもしれません。