ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

知多 4年 2009 SMWS G.13.1

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SMWS G.13.1 4years (CHITA)700ml 58.3%【BAR NON Peatショット20ml】(テイスティングボトル)

ラベル情報(THE SHARE BAR テイスティングボトル):

SOCIETY SINGLE CASK No. G13.1

“A complete revelation”

SINGLE GRAIN JAPANESE WHISKY - FROM A SINGLE CASK -

AGED 4 YEARS

DATE DISTILLED OCT 2009

CASK PUNCHEON VIRGIN CAK

58.3%

THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY

バー ノンピート

THE SHARE BAR

 

香り:甘く滑らか。蝋、ミント、青いメロン。薬草、僅かに埃っぽさ。

味わい:飴っぽさ。とろりとしている。蜜蝋、ウリ科の果物の甘み、レモングラス。スパイス、若さを感じるがグレーンの旨さと良いバランスになっている。優しいアメリカンウイスキーというイメージ。

好み:★6 65 ※74

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

Luscious mango and pineapple juices accompany lychees, Bounty Bars and fragrant lemongrass. Fresh and fruity with toffee. marshmallows and damson jam. Ginger, creamy milk chocolate and vanilla custard. With water, cherryade, butterscotch, orange oil and fruitcake in seemingly endless complxity.

(マンゴーとパイナップルの甘いジュース。ライチ、バウンティバー、香り高いレモングラスが寄り添う。トフィー、マシュマロ、ダムソンプラムジャムのフレッシュでフルーティーな味わい。ジンジャー、クリーミーなミルクチョコレート、バニラカスタード。水、チェリーエード、バタースコッチ、オレンジオイル、フルーツケーキと無限に続くような複雑さ。)

 

※ラベルより

 

反芻:そんなにフルーツ感あるかなぁというのが正直な感想。

と、グレーンは開くのに時間がかかるという点が抜けていたと反省。改めて30分程度あけて飲み直しました。

爽やかなミント香、味わいは濃く、フルーツキャンディ、生姜ちっく、オイリー。

確かにフルーツの印象が強くなりました。この状態なら★7。

時間をかけてゆっくり味わうことをオススメします。

 

 

雑感:ソサエティの知多 4年もの。

オフィシャルスタンダードの知多と比べると、スタンダードの方が熟成感が感じられます。

NAなので逆に当たり前なのですが、熟成期間の長い樽も使用されているのだと実感できます。

新鮮な体験でした。

 

ただ、ソサエティの方が美味しくないのかというと決してそんなことはなく。

開いた後の腰の強さとフルーツ感は全く別物です。

スタンダードの方を時間をおいてもそこまで変化しません。この違いはカスクストレングス故…?

 

 

またひとつ良い経験をさせて頂きました。