ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ボウモア 21年 1998 キングスバリー

ラベル情報:

BOWMORE

AGED 21 YEARS

DISTILLED IN 1998

HOGSHEAD CASK NO. 800196

45.7%

KingsBary

 

香り:トロピー、ソルティ&スモーキー。とても魅力的な香り。パッションフルーツ、薄めたグアバ。それらが灰と混ざり合い、ソルティなアクセント。落ち着くと麦芽の甘み。スモーキー。海藻。蜜飴。甘やかな香り。

味わい:ソルトのヒント。葡萄、パッションフルーツ、ファイバーパイナップル。海藻、ヨード香、潮気とクレヨン。黒胡椒のアクセント。柔らかいテイスト。仄かだけど確かにある化粧品感。

葡萄と煙、葡萄と煙、そして潮気。そんな印象。

好み:★7 77

 

 

【オフィシャルのテイスティングノート】

PALE, BONFIRE, OILY, MALT, BACON, ROUNDED, BEAUTIFUL

(青っぽい、焚き火、オイリー、モルト、ベーコン、丸い、美しい)

 

※裏ラベルより

 

反芻:塩に該当するものがないのが意外でした。香りも味わいも、最初に迎えてくれたのですが。また、フルーツの感じも少し違うようです。“青っぽい” とは思わなかったかな。

 

 

雑感:満足する1杯。

とても良いと思います。

 

カスクストレングスで 45.7% のボトリング。

本数は115本。

 

…なにかあったのでしょうか?

 

 

 

ボトリング本数の話題で思い出すのは、TWC の シークレットスペイサイド 29年 1992。

あちらはさらに少なくて 35本でした。

 

そちらの記事でも言っているのですが、

ボトリング本数が少ないことってプラス評価になるんですかね? ECサイトでは大々的にアピールされますが…

 

自分は、普通以上に少ないと、管理が甘かったのでは? なんて考えてしまいます。(実際、TWC のボトルは樽の液漏れが原因でしたし)

 

 

ただ、

ひとつの樽をシェアすることもままあるらしいので、ボトリングの少なさに怪しさを見るのは、うがった見方(誤用? 今はもう正用?)なのでしょう。

このボトルはとても美味しかったですから。