ラベル情報:
FEIS ILE RELEASE 2022
AGED 15 YEARS
MATURED IN FIRST-FILL BOURBON CASKS
54.7%
香り:トロピカルフルーツと軽やかな煙。ファイバーパイナップル、林檎の芯、燻したグアバ。グレープフルーツの白皮。煙草。メンソール。バニラやスパイスも確かに。
味わい:ジューシー。そして緩やかにスモーキー。グアバやグレープフルーツ(の果汁)。白胡椒、煙草。燻したバニラ。活き活きとした樽香。メンソールがフワッと浮き上がってきて。スモーキーな余韻にボウモアらしさを感じる。
好み:★8 85
雑感:2022年アイラフェスボトル 1本目
いきなりですが、今年のアイラフェスボトルの中で、このボウモアが一番自分の好みでした。
ついボウモアに期待してしまう、けれどなかなか出逢えないトロピーがここにいました。
ジュースというよりも果汁。
繊維を感じる印象。
とても良いです。
ボウモアのトロピカルについて、いつも面白いなぁと思ってしまうのは
トロピカルなテクスチャーのあるボウモアを飲んだ人は必ず、「xx年代のボウモアにはあったけど、最近のボトルでもまだこんなものがあるんだ」という感想を口にすること。
ある人は、90年代中盤に復活し、また失われたと言っていました。
ある人は、00年代前半のもので出逢ったと言っていました。
ある人は、00年代前半は紙っぽく、00年代後半に復活してきていると言っていました。
幸いなことに、60~70年代以外は偽物と言う人には会ったことがありません(笑)
貴方はどんな感想を持たれるのでしょうか?
兎にも角。
今後もトロピカルなボウモアを愉しませていただきたいと願うばかりです。
そして、自分でも手の届く範囲にオフィシャルもボトラーズも存在してくれたら、それに勝るものはありません。
…あ、いやでも、
なにかが復活する願いが叶うなら、ブレンデッドウイスキーの旨いものも復活して欲しいかな(台無し)