ラベル情報:
CAOL ILA
AGED 24 YEARS
52.1%
175TH ANNIVERSARY
香り:乾いた牧草、カリラの香り。濡れた焦げた木。柑橘系、蜜柑の皮。少しだけメンソール。
味わい:贅沢にモルティ。焦げた牧草。燻したオレンジピール、ミント。スモーキー。潮風、メンソール、薬品香。余韻には焼き蜜柑。
好み:★7 78
【オフィシャルのテイスティングノート】
An elegant Islay Single Malt with a sumptuous cornucopia of fresh fruits on the nose, followed by a powerfully peaty whisper of smoke.
(エレガントなアイラ・シングルモルトで、フレッシュな果実の贅沢な香りに続き、力強いピートスモークの囁きが感じられます)
On first sip an intense sweetness lights up the palate, balanced with a kiss of salt and a delicate kick of pepper.
(一口飲むと、強烈な甘さが口の中に広がり、塩のキスとペッパーの繊細なキックがバランスを整えます)
A long, warm finish with a prickle of salt spice, rich cocoa and the lingering smoke of glowing campfire embers.
(塩胡椒、豊かなココア、そしてキャンプファイヤーの残り火の煙を思わせる長く温かみのあるフィニッシュです)
※ラベルより
反芻:“囁き” “キス” “キック” と色々な表現が出てきますね。自分が余韻に感じた 焼き蜜柑 は、“フレッシュな果実” と “キャンプファイヤーの残り火” が混ざり合ったものと受け取って良いと思います。
始まりから余韻まで、柑橘系フルーツの存在が漂っている印象です。
雑感:存在してくれてありがとうという蒸留所。
どの蒸留所もそうなのですけど(笑)
安定した質の高さと、それに比例しない価格帯。
バーで迷った時に選べば、まず間違いのない蒸留所のひとつだと思います。
このボトルもそんな期待に応えてくれた1本でした。
柑橘系の甘さと枯草のようなピート香。
カリラの良いところが整っている味わい。
流石は周年記念ボトルですね。
願わくば、ホームラン級の1本にも出逢いたいなぁ