ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

オールドロスデュー(ロッホローモンド) 29年 1993 デカデントドリンク:ウイスキースポンジ

ラベル情報:

Old Rhosdhu

29 YEARS OLD

1993

2022

Matured in a refill hogshead

67.1%

WhiskySpomge

DECADENT DRINKS

 

香り:薄いトロピカルフルーツとモルトのクリームが混ざり合っている。パイナップル、パパイヤ。ミルキー、シナモンやクローブ、冷たいスパイス。紅茶のケーキ。蜜柑、小さな苺。少しだけ臭みもある。

味わい:温かい口当たり。薄い洋梨のようなフルーティさ、モルトのクリーム。その後からオークスパイスが膨らむ。シナモン、クローブ、ミントやバニラビーンズ。ワクシー、ユーカリ、シェービングフォーム。ミルキー。柑橘系のフルーツやトロピカルフルーツが仄かに。余韻にはほろ苦さが加わる。

好み:♡7 76

 

 

【オフィシャルのテイスティングノート】

Noses: Definite takings of the low rood and according to NatSav I shall arrive in Scotchland before you. Aromas of Satan in disguise at Chelsea Flower Show. Hot cross bums, landmine vindaloo, haar in a jar, slug pretending to be homeless snail and dubious religious fervour. Delicate teardroppings incur hosepipe ban with unrelenting sauciness.

(香り: NatSavによれば、私はあなたより先にスコットランドに到着する。 チェルシー・フラワー・ショーに変装した悪魔の香り。ホットクロスバン、地雷のビンンダルー、瓶詰めの毛髪、カタツムリのふりをしたホームレスのナメクジ、怪しげな宗教熱。デリケートな涙は容赦ない味付けでホース禁止令を出す)

Tastings: Jazz twang soup thong tea with fist of lemon. Cocktail gritters, the 1980s, mango hidden in old kilt, lost sense of perspective, stereotypical hinking excursions and footnotes of Irish history. Added waterings makes for being shot in the throat by thrupenny bit from exciting blunderbuss.

(味わい: 鼻声交じりのジャズ・トムヤムクン、握りつぶしたレモン。カクテルグリッター、1980年代、古いキルトに隠されたマンゴー、失われた遠近感、ステレオタイプな思考、アイルランドの歴史の脚注。加水すると、エキサイティングなブランダーバズ(散弾銃)から鼻垂れた3ペンス硬貨で喉を撃たれる)

Finishings: Highly lengthened thrill ride into rose garden of eternal darkness. Hangs arounf like annoying people at end of whisky festival.
Stars out of 100...90! (Like to put big light on in living room!)

(フィニッシュ: 永遠の暗闇のバラの花園へ、高く長い絶叫マシン。ウイスキーフェスティバルの終わり頃の迷惑な人々のようにぶら下がっている。
100点満点中...90点!(リビングに大きな電気をつけたい!))

 

※裏ラベルより

 

 

香り:ワックス、銅貨、ジューシーなフルーツのチューインガム!さらに杉の木と花粉、そして古いロッホローモンドのウイスキーによく見られる古いアイリッシュウイスキーの印象が強い。素晴らしいフレッシュさと力強さのバランスがとれている。

味わい:さらにエキゾチックなフルーツに、ウッドスパイス、オリーブオイル、ワックス、いくぶん樹脂のようなハチミツのような特徴もある。熟成したドライなシュナンやリースリングを彷彿とさせる、ワイン愛好家のためのウイスキー

フィニッシュ:長く、フルーティーで、蜂蜜のようで、穏やかにスパイシー。後味に草の香りと柑橘系の香りがあり、全体的に素晴らしくフレッシュな印象が維持する。

 

 

反芻:裏ラベルの方、、、高度なブラックジョークなのでしょうか? 背景もしくは文化を把握していない自分には理解が出来ませんでした。ウイスキースポンジではよくある文章なのかな? 悪ノリしてる集団を見たような、新興宗教の儀式を目にしたような不快な気分です。(触れにいったのは自分からなのですが…)。せっかく美味しいウイスキーでしたのに。

ウイスキーミュウの方のコメントとは、大枠では合っているように感じられます。

 

 

雑感:パッと見、アートワークのボトルかと思ってしまいました。

いえ一番上に大きくウイスキースポンジと書いてはあるのですが(苦笑)

 

でも伝わらないでしょうか?

色合いのあたりとか…

 

 

 

最近、ワインの入門書を読み始めたのですが、名詞が頭に入ってきません。特に地名。

フランスの言葉の空気に慣れていないのが大きいのだと思います。

 

記憶するための取っ掛かりがないと言いますか…

 

 

同じようなことをこのボトルの裏ラベルの翻訳中にも感じました。

翻訳といっても deepl先生頼りなのですが、それでもテイスティングコメントに出てくる表現は多少は頭に入っているようで、いつもと感じが違う、見慣れない単語ばかりだと感じていまして。

 

翻訳結果を読んで、その点からは嬉しくなりました。自分の感覚は間違っていなかったと

 

 

 

テイスティングコメントの文章は、自分の好みとしては ♡0ですが、

ボトルの中身は美味しかったです。良いと思います。

 

…でも、オフィシャルのコメントやラベルのイラストもウイスキーを愉しむ大切な要素ですよね? 販売している人のキャラクターだってそうです。

 

嗜好品ですもの。

 

気持ち良く味わいたい。