ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

グレンエルギン 14年 2007 アクアヴィーテ シグナトリー 二十四節気:春分

ラベル情報:

GLEN ELGIN

AGED 14 YEARS

Distilled on 01/05.2007

Bottled on 01/07/2021

Cask type : Hogshead

Cask number : 800257

52.8%

春分 Spring Equinox

AQUA VITAE

SIGNATORY VINTAGE

 

香り:小川のせせらぎ。洋梨。薄くびわ。バニラ、ワクシーでフラワリー。ハッカ水。

冷たい印象。コーキングされたような甘い香り。

味わい:オレンジの皮、柑橘系の香り。砂糖やシロップ、ケミカルな甘み。べたっとした口当たり。ジンジャーやクローブ、白胡椒等のオークスパイス、鋭い刺激。

柑橘系とオークスパイス、ホグスヘッドらしい味わい。

好み:★6 69

 

 

【オフィシャルのテイスティングノート】

香り:フレッシュ、フラワー、ハーブ、バニラ

味わい:スパイス、クリーミー、スイート、ナツメ

余韻:ピーナッツ、クッキー、スイート、バニラ

 

 

反芻:“ピーナッツ” は味わいには拾えなかったのですが、口当たりに心当たりがあります。“ナツメ” もそうかも。

アクアヴィーテのコメントはいつもそうですが、今回は特にシンプルです。ですがそれもその通り。典型的な ホグスヘッド スペイサイドモルト という印象でした。

 

 

雑感:今回の動物はツバメ。背中に太陽、尾羽には星。

…野菜は?

 

このシリーズ、その季節の動物と旬の作物をモチーフとした作品だと思っていたので、少し困っています。

このツバメがダメとかではなく、なにか野菜が隠れていないのかな と。

 

他の動物、例えば大暑の双頭の蛇は夜空、啓蟄のヤモリは小川がモチーフに見えますから、旬の作物に限らないのでしょうか?(でも、蔓性植物や瓜系の雰囲気も伝わってくる…)

 

 

改めて確認してみたら、テーマはその季節を “象徴するもの” であって “象徴する作物” ではなかったようです。

自分の勘違い。お恥ずかしい。。

 

 

 

 

でもやっぱり、なにか作物があって欲しいなぁ

玉ねぎとか山菜とか、春には無限にあるのに…

 

すごく不遜なことを言っていますね。すみません。