ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

カリラ 23年 1984 インプレッシブカスク 河内屋

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ラベル情報:

Caol Ila

Aged 23 Years

in 1984

57.9%

KAWACHIYA

Impressive Cask #3157

 

香り:カリラらしい枯草なピート香、籠ったオレンジ。グアバが薄く、僅かにミント。モルトの甘み。砂糖菓子。

味わい:焦げた牧草、甘い煙。オレンジやグアバモルトの甘み、コクがある。塩漬けした燻製肉も。スモーキーでモルティな甘みが長く続く贅沢な余韻。

好み:★8 88

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

This cask was seen by our tasters to display lots of distillery character with plenty of smoke on the nose,  as well as oily haddock.

(このカスクはテイスターによって、蒸留所の特徴をよく表しています。香りには豊かなスモーク、そしてコダラの油も感じられます)

The palate was also typically oily, with Dave noting hot sand and experiencing plenty of tingle in the mouthfeel.

(味わいも典型的なオイリーさで、Dave はホットサンドを指摘し、口当たりの良さを感じていました)※Dave はウイスキーマガジン等で活躍するライター

Marcin sensed a linseed quality like oiled cricket bats.

(Marcin はオイルを塗ったクリケットバットのようなリンシードの要素を感じました)※Marcin も上に同じく

 

※裏ラベルより

 

反芻:Marcin のそれは誉め言葉ではないよね…? オイリーというのか、石油ちっくなそれを指していると思うのですが。。全体的にも、オイリーなニュアンスが強調されていますね。正直なところ、自分はそこまで感じなかったです。これは瓶熟による変化なのでしょうか?

 

 

雑感:ラベルが K・A・W・A・C・H・I・Y・A になっていることに気付くの遅れました。

気付くとなんてことないのですが、ひとつひとつを読もうとしていました。

全体に目を通さないといけないという一例です。

 

 

中身はカリラらしい味わいのボトル。

枯草っぽいピート感とオレンジ。そこに南国フルーツのニュアンスも加わって

 

美味しいというより旨いといったボトルです。

 

 

 

微加水すると明るく青く感じます。三ツ矢サイダー

こちらもまたオモシロです。