ISLE OF JURA 8YEAR 700ml 40%(テイスティングボトル)
ラベル情報(THE SHARE BAR テイスティングボトル):
PURE MALT
SCOTCH WHISKY
GUARANTEED 8 YEARS OLD
40%
80年代流通オフィシャル
GINZA ZENITH
THE SHARE BAR
香り:オールドの心地よい香り。麦、生食パン、蜂蜜。熟した林檎、洋梨、グアバ。イチジク。埃っぽさも。
味わい:苦味、金属感。洋梨と煮詰めた林檎。ハーブ、バニラ。濡れた木材。中頃に高い波が来る。すっと抜ける印象があるが、低音の木香や仄かな甘さが長く残る。
好み:★7 73
雑感:とても魅力的な香りのモルト。
8年ものとは思えないほど良い香りです。香りで期待しすぎて、口に含むと物足りなさを覚えてしまうくらい。
現代となにが違ってなぜ失われてしまったのでしょう。勿体ない…。
こちらとは違いますが、初めて飲んだ際、優しい味に驚いた思い出があります。
というのも、脳内でジュラシックパークのイメージに引っ張られていたようで。
駄洒落ですね。
恥ずかしい昔話です。
今回の1本は、THE SHARE BAR にて購入しました。
コロナ禍の中で、都知事を先頭に目の敵にされたバー業界は苦境に立たされました。そういった中で、著名なバーが集まり始められた新しいサービスが THE SHARE BAR になります。
個人的には、世界が平和になっても続けて欲しいと願うサービスです。
バックバーでボトルを選ぶのって、知識と視力が必要ですよね。
ラベルを見ながら選んだり、マスターに紹介してもらったりがバーの楽しさであるのは百も承知なのですが、カタログがあったらと思うのも本音の一部で。
今回一覧を見ながらボトル選んでいると、いつもと違う楽しさを感じました。
お店にはお店の、ネット販売にはネット販売の良さがあると思うのです。
あと、お店との出会いの場にもなるかと。
参加されているバー、自分はまだ伺ったことがないお店がほとんどですが、いつか必ず行くと決めました。
どのバーにもマスターやバーテンダーさんがいて、常連客も一見客もいて。
みんなの居場所が守られますように。
追記(201/01/11):
おそらく同じ年代、10年ものを飲んで。
だいぶ違う印象を受けました。
向こうはもっとフルーティ。なにより味わいの腰がしっかりしていた印象。
これは開封時期からの違いなのか、自分の感覚が足りないのか、、、前者だと思いたいところです。
また改めてチャレンジしたいと思います。
(よろしければ)
追記(23/03/08):
今度は、同じ8年熟成の70年代流通品を味わいました。(流通年代は、販売店の情報を基にしています)
このボトルのそれにプラスアルファを感じるほどに魅力的な香り。
ヘタレていない味わいは麦っぽく、樽の印象が心地良い。
出逢えて幸運でした。
きっとこの時の記憶がなかったら購入していなかったと思います。
感謝です。
(よろしければ)