ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ロングモーン 39年? 1963年 蒸留所ラベル GM

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(画像参照:Longmorn 1963 GM - Ratings and reviews - Whiskybase

ラベル情報:

LONGMORN-GLENLIVET

DISTILLED 1963

BOTTLED 2003

40%

蒸留所ラベル

Gordon & MacPhail

京都洋酒研究所

 

香り:フルーティなモルト香。瑞々しいオレンジ、枯草、炒った大麦。少しの若木の印象。底の方に苺が隠れてる。ひと摘みのスパイス。

唾が沸くように期待感を煽られる芳香。

味わい:最初の印象は優しい味わい。伸ばした苺ジャム、セミドライのオレンジ。乾いた牧草、煙草。ラムレーズン、バニラクリーム。フィニッシュに向けて樽香の渋みとスパイスが僅かに浮かび、優しい麦芽の甘みが膨らんでくる。

好み:★8 88

 

 

雑感:たまらなく良い香りのモルト

ロングモーンというと 1969 GM が浮かぶ自分ですが、負けず劣らずの芳香です。

60年代という背景がそうさせるのでしょうか。

 

 

味わいは優しくふわっとしたファーストアタック。一瞬もう弱っているのかと怯えてしまいました。

しかし、その後から来る複雑味は流石の一言。

飲み込んだ後も、咥内にモルトの甘みが長く残ります。

美味しいです。

そしてニュアンスを探すのが愉しい。

 

微加水するとフレッシュなオレンジの印象がより大きくなり、活き活きとしてくるようです。

 

 

 

(よろしければ)

 

先日、ロングモーンをいくつか飲む機会があったのですが、期待値が高過ぎるようで。

どれも美味しいのですけど、もうそれだけでは満足できない体になってしまっていました。