ラベル情報:
GLENBURGIE
SPEYSIDE SINGLE MALT SCOTCH WHISKY
AGED 21 YEARS
Distilled on: 15/06/1995
Bottled on: 17/04/2017
Matured in a Hogshead
Cask No: 6525
57.3%
CASK STRENGTH COLLECTION
Signatory Vintage Scotch Whisky
香り:圧倒されるフルーツ感。パイナップル、パッションフルーツ、熟した和梨。イチゴ、フルーツケーキ。ブランデー、木の皮。
味わい:力強く濃い味わい。ブランデーケーキ、杏、ドライイチジク。酸味のあるパイナップル、梅。ハイトーンな味わいにフルーツが躍り、フィニッシュでスパイスやマッチ、土の香りが少し。余韻は長くとてもジューシー。
好み:★8 84
雑感:フルーツの暴力。
開封直後、最初のひと口で浮かんだフレーズです。
多彩なフルーツ感とアルコールのアタックのバランスが悪く、魅力的な要素はあるけど飲みにくいという印象でした。
ですが2週間ほどおくと味がこなれ、バランスよく、また果汁感も増して魅力的になってきたと感じます。もっとこの先に全盛期がある気さえするような。
ただこのボトル、開けた時からコルクがぐずぐず。それが先日ついに崩れてしまいまして。このサイズのシグナトリーの予備コルクはストックがなかったため、別の瓶へ移し替えました。
ひとまずは大丈夫と思うのですが、悪化する前に飲み切ってしまいたい気持ちと時間を置くことで良化を期待する気持ちがせめぎ合っています。
みなさんコルクは大切に。
追記(21/06/15):
飲み終わりました。
最期まで愉しめました。
出逢えて良かった1本です。
フィニッシュにあたり感じた変化は、
果汁感は失われずに、若い果物の芯の部分が前に出てきたようなイメージ。
セミドライの林檎、もしくはファイバーパイナップル。微かな渋み。
ハイプルーフの良いところを愉しめたボトルたと感じました。
また見掛けることがあったら、入手したい1本です。
ごちそうさまでした。