ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

グレンギリー? シークレットハイランド 13年 2007 アクアヴィーテ 二十四節気:立冬

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ラベル情報:

SECRET HIGHLAND

AGED 13 YEARS

DISTILLED 2007

BOTTLED 2020

MATURED IN REFILL HOGSHEAD

CASK#672

51.4%

立冬 Start of Winter

AQUA VITAE

 

香り:オレンジ、蜂蜜。スンとする感じ。シナモン。麦芽香。ほんの僅かにクレヨンが。

味わい:オレンジピール、キャンディちっく。野性味のある蜂蜜、樹液、土の印象。穀物、ジンジャークッキーの余韻。

力強く旨い。

好み:★7 78

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香り:花のよう、リンゴ、洋ナシ、ハーブ、バター、タフィー(お菓子)
味わい:フルボディ、スパイス、オイリー、ミルクティー
余韻:ミディアムフィニッシュ、フレッシュで甘い冬の夜長に相応しい、しっかりとした飲み応えを感じる味わい

 

 

反芻:共通してあげているものはないのですが、なんとなく共通してる雰囲気を感じました。牧歌的というのでしょうか、そんなイメージ。

ただ、余韻にジンジャーが挙げられていなかったのが不思議。ジンジャークッキー食べた後に咥内に残る余韻そのままだと感じたので。

 

 

雑感:(自分が知らないだけで、もう他も出ているのかもですが…)

待ちに待ったシリーズ2本目。

前回の カエル 立夏 に一目惚れしてから1年半。もう国内では続きは販売されないのかとも思ってしまいました。

最近のシリーズ物は、短期間に連発されますしね。その感覚になじんでいる自分。

 

 

中身はグレンギリーの可能性が高いとのこと。

改めて手元のボトルを飲みなおしてみると、似てるような似てないような…。

 

オフィシャル現行の12年ものはこの立冬よりもフルーティに感じました。

旧15年 はこれに近しいかな。モルティで土っぽい印象、癖のある蜂蜜。

RUDDER 風神 もより濃ゆくて硬いフルーツコンポート。

 

この3本の中では、旧15年がイメージに近いと感じましたが、

スペックでいうと現行品に近くあるべき…?

正直な話、今の自分にはよく分かりません。(ボトルは入手できたので、いつか直接比べてみます)

 

 

記事の本筋からはズレますが、面白く思った点。

3本に共通している奥まったピート感。

樹液や土の香り

これこそ内陸系ピートというやつでしょうか。

 

オフィシャル クライヌリッシュに感じたそれ。

クライヌリッシュ以上に仄かで、樽の焦げ感と混同しそうでもありますが。

 

ここを拾えるようになれば、好きになれば、またひとつ扉を開けそうです。

今の自分は興味を惹かれる程度ですが、面白そうと感じる趣があります。

 

 

 

ただ、鋭敏な感覚が必要ですねコレ