ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

サントリーピュアモルトウイスキー 7年 白ラベル ウイスキー特級

ラベル情報:

SUNTORY

PURE MALT WHISKY

AGED 7 YEARS

43%

ウイスキー特級 従価

 

香り:柔らかい煙、赤い果実。蜜糖。殻っぽさ。ミント。焦げた牧草。モルティ。シナモン。

味わい:モルティ、蜜糖。コクのある甘み。シナモン、クローブ、生姜。甘い焦げ感。ドライなオーク香。

魅惑的なモルトの甘み。

好み:♡7 78

 

 

雑感:こちらは白州ベースのピュアモルト

前回の山崎ベースの黒ラベルとペアで販売されていたそうです。

 

あちらは、山崎ベースながらスモーキーさが印象的だったのですが、

こちらは、モルトの甘みがとても魅力的。

 

正直、自分の白州のイメージにはないテクスチャーでした。

 

 

このボトルも製造は 1985年。

単純に考えれば、78年以前の原酒が使用されていることになります。

70年代後半は、当時のウイスキーブーム真っ只中。

もちろんその逆もあるのでしょうが、ブームは質の向上に繋がるのが基本です。

 

このボトルからは、そんな世情を反映した原酒の質の良さが感じられました。

 

 

翻って現代。

やはり、少し前のものより品質が向上しているウイスキーが多いように体感しています。それこそ、山崎や白州の近年流通 NAボトルは評判が良いですし、ニッカのフロンティアもそんなボトルの1本でしょう。

 

この先、ウイスキーブームの陰りが大きくなってきたら、

今製造された原酒を使用してどんなボトルが販売されるのか。

 

興味が出て来ました。

 

 

そのボトルを何十年か置いておいて…とか。

 

 

長生きしないといけませんね。