ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

アマハガン 山桜エディション 2022年流通

ラベル情報:

AMAHAGAN

Edition 山桜

World Malt

Yamazakura Wood Finish

47%

長濱蒸留所

 

香り:砂糖、シロップ。ミントやレモン、酸味。夏の芝生。溶剤感。少しだけ白い甘み。桜餅(桜葉の砂糖漬け)の香り。

味わい:枝木、芝生、青い甘み。オーキーな焦げ感。溶剤感。平らい甘み。甘い梅干しの種、砂糖漬けの桜、桜材の影響をひしひしと感じる。

好み:♡6 65

 

 

【オフィシャルのテイスティングノート】

長濱モルトらしさのモルティーな甘さはそのままに、山桜由来の品のある甘く優しい麗らかな香り立ち。

桜餅や梅を連想させる『和』のフレーバー。アマハガンシリーズ特有の穏やかなオレンジピールや黒蜜、口の中で広がる華やかで上品な甘さ。アフターには紅茶の様なリーフィーな心地よい渋みが訪れます。 

 

 

雑感:ちょっとコメントが綺麗すぎる感が(笑)。“山桜由来” “桜餅や梅” といったところには頷きます。桜材の影響を分かり易く感じるのは、自分が日本人だからなのでしょうか。

 

 

雑感:情報を読まずに桜材を使用していると気付けました。

地味に嬉しいですね。自分の感覚が正解すると

 

まぁそれだけ分かり易く香って来たということなのですが(笑)

 

 

そこで気になったのが、桜材の影響について。

手元には、マルスのブレンデッドがありましたので、そちらも味わってみました。

 

共通するのは、桜餅の香り。加えて少しの緑茶のような苦味。少しだけ蜜柑の雰囲気もあるような。

やはり分かり易く桜の印象が浮かんで来ます。

 

今回のアマハガンもマルスも後熟の期間は不明なのですが、そう長い期間ではないでしょう。

桜材は影響が出やすい(分かり易い)樽材と考えても間違いなさそうです。

 

…2nd、3rdとフィルを重ねた樽だとどうなるのかも気になります。

 

 

 

 

(よろしければ)