ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ラフロイグ 10年 紋章裏ラベル 90年代前半流通

ラベル情報:

LAPHROAIG

10 Years Old

43%

 

香り:ピーティにトロピカル。酸味。ただすぐに風に流れてしまう。その後からは貝殻、火薬。モルトのクリームが優しく。ピーティ。黄色いフルーツのヒント。

味わい:甘い煙とキレの良いスパイス。スモーキーな餡子。パッションフルーツ。焦げた牧草。海藻の出汁。コクがある。微かな乳酸菌。黒胡椒。ピーティなモルトの甘み。

好み:♡7 75

 

 

雑感:プリンスオブウェールズの紋章が裏ラベルに載っています。

 

 

ラフロイグ蒸留所が紋章を許されたのが1994年。そこから数年間だけ裏ラベルに紋章を載せていたそうです。

 

15年のボトルも、表ラベルには紋章がありませんでした。

こちらは15年を愛飲していたチャールズ皇太子から表面から外すよう要請があったからとか。

 

でも、200周年の15年ボトルでは表面に載っていましたね。

 

 

 

この紋章、自分はラフロイグ蒸留所の紋章なのかと考えていたことがあります。

もっと正確にいうと、紋章に意味を受け取っていませんでした。

 

ラフロイグについて色々読んでいる中で、その意味を学びました。

 

 

自分が好きなのはボトルの中身だとしても、

それを知ろうとする途中で、そのラベルやそれを作り上げる場所(文化や歴史とも)に触れるのは自然なこと。

 

その積み重ねが教養というのでしょう。

 

 

アンテナを広く高く持ちたいですね。

エネルギーが要りますけれど

 

 

 

 

(よろしければ)