ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

クライゲラヒ 13年 20年代前半流通

ラベル情報:

CRAIGELLACHIE

13 AGED YEARS

46%

 

香り:蜂蜜、赤い果実味。硫黄香。黒土。水飴。ハッカ。パン粉、大人しく穀物の香り。

味わい:ミネラリー、生姜やミントの辛味、オーキー。暖かい。赤い果実。ザラメ。蜂蜜。青っぽさ。モルトのクリーム。余韻はフラワリー、やはり硫黄のざらつきも残る。

甘やかなテイストとドライ口当たり。並列している。

好み:♡7 71

 

 

雑感:開けてしまいました(笑)

率直な感想、自分の記憶のそれほど硫黄香が感じられず、拍子抜けといった感じです。

おかしいなぁ もっと鼻の奥に残るようなものがあったハズなのに…

 

印象的な記憶は、プラスの方にもマイナスの方にも大きくなっていくものですね。。

 

記憶の維持力ってどうしたら鍛えることが出来るのでしょうか。

切実です。

 

 

 

まぁ考え方を変えてみると、

美味しいクライゲラヒを飲み重ねてきたことで、現在の自分はその良いところを拾いやすくなっているようにも思えます。

 

一時期は苦手だったフローラルなテクスチャーも、今は好ましく感じられるようになりましたし。

 

 

上等なもの、好ましいものを経験すると、そこを手掛かりに好みの範囲が拡がることはありますよね。(先日のラフロイグ 10年のように、反対の例もありますが)

 

良いことです。