ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ラグ キンモリーエディション 2024年流通

ラベル情報:

LAGG

Kllmory Edition

100% ex-Bourbon Barrel

46%

 

香り:モルトのクリームが迎えてくれる、甘いミルク感。その内側からスパイシーなスモーク。クローブ、シナモンスティック。枯草、土っぽさ。灰、焚火の燃えカス。仄かに柑橘系の香りも。

味わい:スモーキー、枯草、灰。オレンジとミルク、ナッツクリーム。バニラミルク。燻したオレンジの皮、オーキーな渋み。蜂蜜。甘草。黒胡椒にスパイシー、そしてミネラリーな余韻。

好み:♡7 73

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香りは甘さを伴ったピートが支配的に広がります。オレンジやグレープフルーツ、焦がしたレモンといった柑橘系のアロマ、パイナップルやハニーデューメロンの甘いフルーツのアロマに続いて、焚き火の残り火や古いパブを思い起こさせる灰を含んだスモークが広がり、湿った土のニュアンスも感じられます。

味わいも香りと同じく柑橘や甘いフルーツ、クリームソーダやクレーム・ブリュレのようなバニラ、そしてラグの特徴である湿った植物やハーブが感じられ、徐々に灰の混ざった土っぽいピートスモーク、葉巻、古いレザー、オークへと変化します。

スモークはフィニッシュまで続き、ブラックペッパーがアクセントに加わります。

 

※通販サイトより

 

反芻:“ラグの特徴である湿った植物やハーブが感じられ” が気になりました。確かにあると思います。ですが、全面にアピールするものではないと感じます。特徴とは、主張の強いテイストを指すだけの言葉ではないということですよね。それを把握できるようにならなくては

 

 

雑感:Isle of Arran Distillers社の第2の蒸留所。

ロックランザ蒸留所は湖の水を使用しているのに対し、ラグ蒸留所では地下水を使用して力強い酒質を目指しているそうです。余韻に感じたミネラリーな舌触りはここから来ているとか。

 

フェノール値は50ppm、ハイランド産の大麦を使用。噛んでしまうような存在感はしっかりとありつつ、重過ぎない口当たり。そのクリーミーさはとても魅力的。

 

好きです。

 

 

アイラピートのモルトとの飲み比べも面白そう。

 

良いなぁ 買おうかなぁ

 

 

…最近、そんな事ばかり言っている気がします(苦笑)