(画像引用:イチローズモルト シングルモルト秩父 ポートパイプ | Spirits Shop fishborn)
ラベル情報:
Ichiro's Malt
PORT PIPE
Distilled 2009
Bottled 2013
54.5%
香り:甘酸っぱく、スパイシー。赤いフルーツの酸味、生姜やクローブ、氷砂糖のようなオークスパイス。生クリーム。メロウ。ハッカ。青葉。
味わい:冷たいスパイスの刺激と温かい口当たり。クローブ、生姜、ホットスパイス。ワイン樽のテクスチャー。胡椒、焦げ感。モルトのクリーム。赤すぐりの砂糖煮。苦味。余韻は短く消える。
中高層はスパイシー、低層にはまったりとしたフルーティさが揺蕩う。
好み:♡7 73
【オフィシャルのテイスティングコメント】
重厚感のある甘さと洋梨のコンポートを連想させる凝縮感のあるフルーツ。黒^部やベルモットのようなスパイシーさが心地よく、その奥にオレンジ、香ばしい焼きたてのパンとイチゴジャムの優しい香りが特徴的です。
※裏ラベルより
反芻:自分はざっくり 焦げ感 と表現することが多いのですが、心地よいものは “香ばしい” を選択しても良いかも知れませんね。そちらの方が美味しそうに見えますし。
“ベルモット” がニガヨモギのテクスチャーを表現しているとしたら、なるほどです。青っぽい苦味の表現として感心しました。
雑感:バーボンバレルで熟成後、ポートパイプで1年間の追熟。
現在まで唯一のポートワイン樽(ポートパイプ)で熟成されたボトル。
自分は赤リーフよりも好きです。
臭みというか癖が少なく、フルーティさに膨らみもあるように感じられます。
当り前ですけど、樽によって影響は変わりますね。
このボトルの他にポートワインの樽を使用したことがないというのは、何故なのでしょうか? また、現在使用されている赤ワイン樽はどちらのものなのでしょうか?
とても気になります。