ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

スペイバーン 28年 1989 GM:コニサーズチョイス

ラベル情報:

SPYBURN

AGED 28 YEARS

FILLED 1989

BOTTLED 14.03.2018

MATURATION REFILL AMERICAN HOGSHEAD

CASK INFO A VATTING OF 2 CASKS

BATCH 18/022

46%

CONNOISSEURS CHOICE

GORDON & MACPHAIL

 

香り:甘酸っぱいフルーツ香、黄金糖。洋梨や白葡萄といったスペイサイドモルトらしいフルーツ香に加えて、スイカグアバも感じる。微かに白粉。樹液の気配。カルメ焼きの香ばしさ。

魅力的にフルーティ。

味わい:穀物よう、白粉や小麦粉。クローブやジンジャー。スイカ洋梨。微かに赤い果実。薄くバニラクリーム。余韻には香ばしさが膨らむ。

優しく綺麗、素直な味わい。

好み:♡8 81

 

 

【オフィシャルのテイスティングノート】

Sweet TROPICAL FRUITS aromas with FLORAL undertones.

(甘いトロピカルフルーツのアロマに花のニュアンス)

Warming with ripe PEAR, ELDERFLOWER and GRAPEFRUITS flavours.

(熟した洋梨シ、エルダーフラワー、グレープフルーツのフレーバー)

Finishing with subtle HERBAL notes and a CHARRED OAK edge.

(仄かなハーブの香りとチャーされたオーク香でフィニッシュ)

 

※ラベルより

 

反芻:これはかなり合格点ではないでしょうか。捉えるべきところは捉えているように感じます。嬉しいです。

そんな中で気になったのは、自分が 白粉 と挙げたものが、オフィシャルのノートでは “FLOWER” や “HEARBAL” とされていたところ。これも一般的にはフローラルに属するテイストなのでしょうか。フラワリーかな。気になります。

 

 

雑感:キミも “フローラル” か!

前回の記事でも触れました “フローラル” という表現、やはり自分にとって難敵です。

今回で言えば、白粉 と感じたものを フローラル と表現するべきか、悩ましい。自分には 白粉 でしたから。。

 

過去に自覚したところはあるのですが、自分のイメージする “フローラル” と “一般的にフローラルと表現されるそれ” とはズレがあるようです。脳内シナプスが、フローラル≒化粧品(もしくは柔軟剤)として繋げている感がありまして。育ちの問題ですね…

 

“フラワリー” は花の香りをイメージするのですが。

 

 

自分に嘘をついても仕方がないのですが、

ある程度一般化されている表現と合わせないと、他の方のテイスティングコメントを参考に出来ません。

大好きな1本に出逢う機会を逃してしまうかも知れない…

 

 

取り敢えず、色々な方のコメントを読めるボトルを積極的に味わっていこうと思います。

自分の感覚と照らし合わせていきたい。

 

ただ、自分の手が届く範囲にあるボトルのテイスティングコメントって案外見付からないものです。

ガロアですかね。やはり

あとはYouTubeなのかな

 

 

 

 

ともあれ。

このボトル、とても魅力的な香りのモルトでした。

 

口に含んでも嫌なところがなく、良い意味で主張し過ぎない味わい。

素晴らしいと思います。

 

目に留まって良かったです。

ありがとうございました。