ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ハイランドクイーン 1561 21年

ラベル情報:

HIGHLAND QUEEN

1561

Blendes Scotch Whisky

AGED 21 YEARS

40%

 

香り:甘やか。飴細工、砂糖漬けのオレンジ。薄めの瓜系の甘み。短くグラッシー。のど飴。

味わい:ファーストタッチは弱く、少ししてからふわっと水飴、メロン、キャンディが浮かんでくる。グラッシー、乾いた樽の印象。ハーブ、植物の苦み。余韻にはグレーンの伸びやかな甘さがしっかりと。

好み:★7 73

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香り:リンゴ飴、かすかにリコリス

味わい:麦芽糖、バニラアイスを思わせるクリーミー

余韻:青リンゴ、ほのかなスパイス。

 

※通販サイトより

 

反芻:大きくズレていないと感じました。飴の感じだったり、薬草ようだったり。

ところで、“リコリス” は良く出てくる表現ですが、サルミアッキをイメージして良いものなのでしょうか? 改めて気になりました。

 

 

雑感:頭に浮かんだのは、ブルーハンガーとバランタインでした。

手元にある2本を飲みながら、頭の中で比べてみました。

 

ブルーハンガー。

そこからスモーキーをなくして、苦みをもう少し薄くしたようなイメージ。

でもこれ、言葉にするともう別物ですね汗。

 

バランタイン 21年。

こちらの方が近いですね。スモーキーな要素がない分、ハーブな口当たりが似ているように思いました。

 

今時のグレーンに由来するところなのかなぁ

知識も経験も不足していて、自分の感覚の根拠が分からないのがもどかしいです。

 

 

ついでに蛇足を。

自分の恥を残しておきます。

 

今改めて味わってみて、バランタイン 21年がとても美味しく感じられました。

今回のハイランドクイーン 21年と同じくらい美味しい。

もっと言うと、ハイランドクイーンよりも纏まりがある。起承転結全てに厚みがあるとすら。

 

ですが過去の記事確認したら、バランタインの方が好みの数字が低いのです。73と71。

お恥ずかしい。。

 

同じ★7。02の差は流石に誤差だろうという気持ちもあるのですが、

恥ずかしい気持ちも本当ですので、それを残しておきたいと思い記載しました。

 

お付き合いいただき、ありがとうございます。

 

 

 

ハイランドクイーン 1561シリーズ。

メアリー女王が彼女が少女時代から王妃となるまでを過ごしたフランスから、故郷スコットランドに帰国した年を冠したもの。

ラベルにも背筋を伸ばした勇姿が中央に。

 

ローランド、アイラ、アイランズの蒸留所がやっかみそうなネーミングですね(笑)

 

 

もう少し度数が高いものも飲んでみたいです。

46%になったらどう変わるのか気になります。夢想する他ありませんが