ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ロイヤルアスコット

ラベル情報:

ROYAL ASCOT

SUPER PREMIUM

MALT 50%

40%

 

香り:シェリー樽系の酸味、スモーキー。レッドカラント、籾殻、モルトの甘み。氷砂糖。ミントをひと摘み。

味わい:シェリー樽熟成のモルトの甘み、ベリー系の甘酸っぱさとふくよかな甘み。焦げた籾殻、甘い。長時間蒸した紅茶のようなフルーティ。ミント。べたっとした甘さ。甘くスモーキー。

紅茶ちっくな甘みが心地よい味わい。

好み:★8 80

 

 

雑感:初めましてのブレンデッドウイスキー

モルトが50%だそうです。

つまり、グレーンも50%なのかな?

 

 

自分には、初めましてのウイスキーでした。

 

ロイヤルアスコット。英国競馬の祭典ですね。

改めて調べたのですが、ドレスコードがあることは知っていましたが、カメラ撮影まで禁止されていることは知らなかったです。

雰囲気を守るために。

驚きました。

 

このボトルも、開催中に提供されるものなのでしょうか。

 

 

歴史あるイベントに寄り添う酒類って素敵ですよね。

エレガントです。

 

ケンタッキーダービーでは、ミントジュレップとそれ専用のグラスも提供されます。

日本の競馬(もしくは他のスポーツ)にはあるのかな?

 

桜花賞で限定カクテルが提供されているのは見ましたが、

歴史と名前を伴っているかというと、JRAにもそのつもりはなさそう。

 

 

あとついでに。

有馬記念の限定ラベルのボトルが欲しいです。

 

数頭の出走馬の写真、ましてやイラストなんて要らない。

全出走馬の馬番と馬名と親とその年の戦歴の情報、つまり馬柱だけが載っているラベル。

 

ダービーよりも、有馬記念

世界に類を見ない、ファン投票で選ばれた馬たちが出場するレースに相応しいラベル。

 

数年後にそれを眺めながらその年を想い振り返る。

 

そうした歴史が積み重なれば、

有馬記念に出走する意義も深まり、より盛り上がると思うのです。

 

 

この先100年の歴史に向けてどちらも作って欲しいと願っています。

 

 

 

 

そもそも日本のお偉い方々は、もっと自国のアルコール産業にプライドを持つべきだと思います。

美術芸能だけでなく。

 

文化に育つものなのに。