ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

津貫 5年 2017 グレンキッチン キッチン20周年記念ボトル

ラベル情報:

津貫

Distilled: May 2017

Bottled: Sep. 2022

Cask Type: Sherry Hogshead

Cask No. T296

Peat: 20ppm

59%

Glen Kitchen

Bar Kitchen 20th anniversary

 

香り:木材の香り、高級家具の香り。キャンディちっく。シトラス。レモンの砂糖漬け。

味わい:木香、ハイカカオチョコレート。モルティなコクのある甘み。焦げ感。メンソール。どこか紹興酒を感じる。スタンッとキレのあるフィニッシュ。

終始木香漂う味わい。

好み:★7 74

 

 

雑感:写真から伝わるでしょうか?

ボトル下部に見えている液体部分、とても濁っているのです。自分の写真の腕のせいではありません。

非常にオリのある状態でのボトリングみたいです。

 

当然ですが、味わいもオリの有無で変わってくるそう。

両方を味わってみたいとも思ったのですが、一度オリが舞い上がると沈み切るまで5日間はかかるらしく…

 

 

 

なかなかに興味深いボトルでした。

PBならではの遊び心が好きです。

 

 

 

 

追記(23/09/26):

 

 

香り:ハッカと蜂蜜。木材の香り。シロップ、シトラス系。鼻がスッとする。

コクのある甘みはある、それをコーキングするようにハッカを思わせる爽やかな香りが強く。

味わい:焦げた木材。ハッカ、カカオ、ミント。炒った籾殻。一瞬の和梨。紅茶の出涸らし。少し舌が痺れるよう。余韻は短くキレが良い。

木材の香りは強い。それに慣れると、カカオや紅茶葉のテクスチャーが面白い。

好み:★7 77

 

 

雑感:キッチンで飲めました♬

念願叶いました。

 

当然と言うべきか、木材の香りが大部分を占めるのですが、それに慣れたら拾えるものが増えてきて面白いです。

良いところ探しといいますか。

 

 

言ってて気付いたのですが、

きっとヘビリーピートや、圧殺系シェリー樽にも同じことが言えるのでしょうね。

 

それぞれ、その時感じる特徴をそのまま愉しんでいましたが、

あえてたっぷり時間をかけて鼻や舌を慣らしたら、新しい気付きがあるように思えてきました。

 

 

 

…試してみました。

結果、言うは易く行うは難しな飲み方かも知れません。

 

慣れるまでになかなか至りません。

特に圧殺系シェリー樽はコーキングされる感じが強く、舌や鼻が疲れてきます。

 

慣れるよう意識を持ち過ぎて、グラスに手を伸ばす頻度が高かったかな…

 

 

これで失敗と断ぜず、しばらく意識してみたいと思います。