ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

グレンギリー 12年 2008 フィッシュボーン 10周年記念ボトル モルトヤマ

rabe

ラベル情報:

Glen Garioch

Aged 12 years

Distilled in 2008

Bottled in 2021

Matured in a Hogshead

54.3%

Bottled for BAR fishborn 10th Anniversary

Supported by MALTYAMA

 

香り:ケミカルに甘い。薄く甘い瓜系、きゅうり。蜂蜜。溶剤。氷砂糖。

味わい:砂糖、シロップ。ナッツ。白胡椒。塩味。ややニューポッティ。

好み:★7 77

 

 

【オフィシャルのテイスティングノート】

香り:みかんの缶詰、素朴で香ばしい麦芽、少しのオイルと微かな塩気、綺麗なオークのウッディさ、バニラ、メイプルシロップのヒント、殻付きのアーモンド、僅かにシダを燃やした灰、メンソール。

味わい:ミディアム、少しの丸みとオイリーさ、優しいモルティな甘さ、甘さ控えめのみかんの缶詰のシロップ、僅かにシダを燃やした灰、ショウガパウダー、メンソール。全体を引き締める後味の強めのオークのウッディさ。

総評:近年のグレンギリーの特徴を備えながらも、穏やかな甘さに暖かな優しさを感じる1本。

 

 

反芻:“シダを燃やした灰” が気になりました。もう一度飲んで探してみたい気持ちがあります。

全体的に不足していますが、方向はズレていないと思いました。いかがでしょうか?

 

 

雑感:ようやく行くことが出来ました。

THE SHARE BAR から興味を持ち、いつかはと思っていた BAR fishborn。

とても素敵なお店でした。

 

明るく上品な内調、大画面に流れるライブ映像は計算された音響効果でとても贅沢。

良い設備で観る映像はこんなに違うのか新鮮な体験でした。

音響は無理でも、モニターくらいは買い替えたくなりましたもの。

当然、その空間で味わうウイスキーも美味しくて

 

初めてなのに居心地も良くて、一発でファンになりました。

毎週行きたいくらい!

 

 

 

話を戻してボトルの話。

若さを感じさせつつも、フルーティで美味しいモルトでした。

このフルーツ!と挙げられるものは難しかったですが、全体的に漂うフルーティな香り。

フルーツというよりもフルーティ。

 

 

ただ、試しに加水をしてみたところ、黄色いフルーツが ワッと拡がりました。

とても華やかになって。

 

自分はこちらの方が好きです。

 

 

 

 

かぼちゃのティラミスとお汁粉。

とても美味でした。