ラベル情報:
GLENCADAM
AGED 16 YEARS
DATE DISTILLED 24 February 2005
DATE BOTTLED: March 2021
CASK TYPE Oloroso Sherry Butt
CASK No: 3
61.5%
T&T TOYAMA
香り:蜜たっぷりの林檎、蜂蜜。キラキラしている。茶葉。籾殻。枝付きレーズン。葡萄の皮。メロン。チョコベビー。フローラル。
味わい:しっかりとしたシェリー樽が迎えてくれる。甘み、渋み、樽の香り。瓜系の甘み、蜂蜜、パウンドケーキ。白胡椒やクローブの刺激。フローラルな余韻。
好み:★7 74
【オフィシャルのテイスティングノート】
NOSE: Rich and robust with aromas of dark chocolate and oloroso sherry mingled with black cherries, coffee grounds and muscovado sugar.
(香り:リッチでしっかりとしている。ダークチョコレートとオロロソシェリーのアロマにブラックチェリー、コーヒーかす、マスコバド糖が混ざる)
PALATE: A wash of cooked fruits followed by creme caramel, chocolate almonds, brazil nut toffee, maple syrup and clove spices.
(味わい:煮詰めた果実に洗われる。続いてクリームキャラメル、チョコレートアーモンド、ブラジルナッツのトフィー、メープルシロップ、クローブのスパイスが感じられる)
FINISH: Long and full with notes of MIssissippi mud pie, treacle toffees, clove rock and a hint of star anise.
(フィニッシュ:ミシシッピーマッドパイ、トリークルトフィー、クローブのキャンディ、スターアニスのニュアンスがあり、長くフルボディ)
※ラベルより
香り:黒糖かりんとう、ラムレーズン、ナツメヤシ、パイナップルのヒント、ミルクチョコレート、奥に素直な麦芽。
味わい:ミディアム、コクのある黒糖かりんとう、ラムレーズン、砂糖少なめのチョコレート、奥に麦芽。
総評:黒糖かりんとうを思わせるシェリー樽のニュアンスと、その奥に感じられるグレンカダムらしい繊細な麦芽のニュアンスが心地よい1本。
反芻:ラベルの方の余韻の項目が分からないものばかり! ミシシッピーマッドパイはチョコレートみっちりのケーキのようです。“トリークルトフィー” はトフィーのシロップ掛け? 挙げられた言葉からは、アメリカンなお菓子のイメージを受けます。自分が味わったテクスチャーはそこまでドきつくなかったのですが、翻訳の違いもありそうです…。
また、“マスコバド糖” とは精製をしていない黒砂糖のこと。つまり、オフィシャルのHPにある “黒糖かりんとう” と同じものを指していると思われます。HPの方は全ての項目にそれが入っているのも印象的。
このコメントを読みながら、飲み返してみたいです。
雑感:名前はよく見かけるけれど経験の少ない蒸留所、グレンカダム
まだまだ自分はそんな場所ばかりなのですが(汗)
そんな中ですが、酒質が重たいイメージがあります。
咥内の奥の方にずしっとくるような。。
別のボトルを飲む際に、迎えにいかないよう注意しつつ、気にしてみようと思います。
ブラインドテイスティングを口当たりから正解出来たらカッコイイですよね。
どこかでガンダムラベルのグレンカダムを出したりしないでしょうか? ダジャレです。
アニメのラベルが特別なものではない昨今、
三国志に負けないくらい無限にリリース出来そうですが
過去の記録を振り返ってみたら、
20年 1998 信濃屋のボトルに載っているテイスティングコメントも、翻訳に苦戦していて笑ってしまいました。
もうこれは、カダムの職員さんとの文化的土壌の違いが大きいのでしょう。
(よろしければ)
思いつくまま、右へ左へふらふらと書いてしまいました。
読みにくくて申し訳ありません。m(_ _)m