ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

三郎丸蒸留所 ニューポット ※飲み比べ

ラベル情報:

左)アイラピーテッド 2020 45PPM

三宅製作所製マッシュタン

エール&ウイスキー酵母

ホーロー&木樽発酵

鋳造製蒸留器ZEMON

製造年月 20.07

60%

 

中)本土ピート ヘビリーピーテッド 2020 52PPM

三宅製作所製マッシュタン

エール&ウイスキー酵母

ホーロー&木樽発酵

鋳造製蒸留器ZEMON

製造年月 20.08

60%

 

右)本土ピート スーパーヘビリーピーテッド 2021 80PPM

三宅製作所製マッシュタン

成熟エール&ウイスキー酵母

ホーロー&木樽発酵

鋳造製蒸留器ZEMON

製造年月 21.09

60%

 

香り:

アイラピートはソルティ。生姜やシロップのようでもある。

アイラピートに比べて本土ピートは土っぽい、家畜臭。カレースパイスのような印象も。

本土スーパーピートは意外とスモーキーに感じない。スパイシー。

この中では、本土ピートが好み。家畜っぽさが面白い。(褒め言葉)

 

味わい:

アイラピートはソルティ、辛味がある。ニューポッティな溶剤、乳酸菌のらしさもしっかり。グラスから口を離す瞬間に海藻。

本土ピートは焚火の燃えカスが暴れてる。そしてスパイシー。

本土スーパーピートはニューポッティ、溶剤感がある。スモーキーさは暴れているのではなく優しく低く拡がっているよう。苦味、咥内がコーキングされる。

 

 

雑感:ピートの味わいの個性が面白い

ブラインドでも違いが判ると思います。判りたいです。(何処とは分からなくとも)

 

意外だったのは、本土スーパーピートが比べてそこまでピーティに感じられなかったこと。

本土ピートの方が、スモーキーさが濃厚のよう。

 

順番によるものかとも考え、時間をおいてから順番を変えて飲んだりはしたのですが、

その印象は変わらず。

 

 

スーパーピートが、人間の感じられるフェノール値を超えているとも思えませんし(調べたのですが、限界値は分かりませんでした)

 

あれですかね? 小豆だけだと甘みは感じられず、塩をひと摘みいれて甘みが膨らむお汁粉のように

ピート以外のテクスチャーこそが重要だったりするのでしょうか。

 

 

詳しい方のお話を聞きたいところです。