ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ストラスアイラ 9年 2011 T&T TOYAMA ワンダーオブスピリッツ

ラベル情報:

STRATHISLA

AGED 9 YEARS

DISTILLED IN 2011

BOTTLEDIN 2021

MATURED IN A HOGSHEAD

#1114

59.8%

WONDER of SPIRITS

T&T TOYAMA

 

香り:甘いシロップ、風邪薬。蜂蜜、カリン。

味わい:若草の風、乳酸菌。シロップとハーブ香。スパイシー。白い甘み。缶詰のオレンジ。樽香を感じる。余韻にはミントも。

好み:★7 70

 

 

【オフィシャルのテイスティングノート】

香り:ヤングエイジらしい力強さ、ヨーグルトキャンディ、ミルクキャラメル、ミント、青りんご、爽やかなオークのウッディさ、香りの表情が大きく変わる。

味わい:ミディアムかやや重めのボディで力強い、ヨーグルトキャンディ、若々しいモルティさ、水飴、青りんご、カスタードのヒント、アクセントとなるオークのウッディさ、微かなミント、チャイ。後味は砂糖の少な目のチャイのように爽やかで、ややドライ。

総評:ヤングエイジながらもストラスアイラらしいポテンシャルを秘め、飲むたびに表情の変化を見せる。ゆっくり時間をかけて変化を楽しみたい1本。

 

 

反芻:オフィシャルのコメントほど、複雑味は感じられませんでした。大きなところは違っていないと思うのですが…。

“砂糖の少な目のチャイ” は面白い表現ですよね。次回は意識して飲んでみたいです。

 

 

雑感:ストラスアイラの経験が欲しくなりました。

ストラスアイラ、自分にとってはホームランの飛距離も長く、かつ安定した打率の蒸留所のイメージです。

ですが改めて振り返ってみると、味わった経験が中長期の熟成に偏っていること気付かされました。

 

そんな自分にとっては初めてな短熟ストラスアイラ。

これもまた面白いものがありました。

酒質に触れられたような感じ。

 

 

ですが、オフシャルのコメントは複雑に富んでいるのですよね。

自分ももっと、穀物麦芽の甘みに感じるところをもっと掘り起こせるようになりたい。

 

オフィシャルのコメントに追われているところもあると思いますが、

そこを求めたくなった気持ちは本当です。