ラベル情報:
JACK DANIEL'S
SINGLE BARREL
BARREL STRENGTH
TENNESSEE WHISKEY
BARREL No. 18-7840
BOTTTLING DATE 10.24.18
64.5%
香り:バニラと林檎、ニスを塗った家具。糊っぽさ。ミント、砂糖、トーストされた樽の甘やかな香り。
爽やかに甘い樽香が愉しめる。
味わい:高級家具、トーストされた樽の印象。クローブ、渋み、冷たいスパイス。その下から硬い甘さ、砂糖、エステリー。メロンの皮、シトラスの搾り汁(種を感じる)、ミント。煙草のヒント。飲み込んだ後には樽由来の蜂蜜とバニラがゆっくりと浮かんでくる。長い余韻、何処か野性味を感じるよう。
丁寧に樽の品質が伝わってくる。力強くケミカルにエステリー。
好み:★7 75
雑感:『評価』をするのだったら、★8 に届くと思います。
アメリカンが得意ではない自分ですが、品質の高さにほころびました。
存在感のある樽の印象。でも圧力はなく高級感すら感じる。
複数種ある甘さは、交わるというより、それぞれがまっすぐに伸びてくるよう。
杯を重ねていくと、スパイシーな刺激が心地よく。
丁寧な作り という言葉が自然と浮かんできます。
アメリカンウイスキーといわれてイメージするテクスチャーを、そのまま高級にした印象。
好きな人はとても好きになる、とても出来が良いボトル。
友人にも紹介したくなりますね。
その際には、度数を伝えずに飲んでもらいたいかな。
追記(23/12/16):
香り:爽やかな甘さ、スパイシー。クローブを強く、その後からジンジャーや白胡椒を感じる。ニスを塗った家具の存在感。ミント。シロップ。白木の印象。樽のトースト感が伝わってくる。
味わい:甘やかにスパイシー。白胡椒、クローブ、オーキーな苦味。樽の焦げ感。なめらかな口当たり、蜂蜜、ミントジュレ。溶けたバニラ。余韻はやはりオークスパイス、力強い。
紫色の印象。
好み:★7 75
雑感:加水には加水の良さ、ストレングスにはストレングスの良さがありますね。
同じくシングルバレルの加水ボトルを味わってそう感じました。
どちらを好むかは、本当に個々の好み。
きっと体調によっても揺らぎそうに思います。
その位、同じで違うもの。
良い経験になりました。
(よろしければ)
自分では、この2本は同時購入出来ませんし
外で飲み比べるのも(自分の行動範囲では)難しそう。
オフィシャルのボトルを色々と攻めてみた今回のフェス東京。
悪くない方針だったと思います。