ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

イチローズモルト 秩父 3年 2009 信濃屋 ちび樽

ラベル情報:

Ichiro's Malt 秩父

CHIBIDARU

3years old

The Original Quarter Cask

CASK #291

Distilled 2009

Bottled 2012

61%

Shinanoya Private Cask 5th Anniversary

 

香り:まろやかな甘み、蜜蝋。軽やかな樽香。バナナ、焼き林檎。

味わい:デーツ、焦げ感。焼きバナナ。スパイシー、シナモン。白木の印象、樽材のクセ。砂糖とシナモンのフィニッシュ。ドライ。

好み:★7 71

 

 

雑感:遠い昔に飲んだ記憶があります。

記録は残していませんが、

コクがあって、樽感が強かった印象が漠然と残っていました。

 

今回味わってみて、

コクがあるのは本当。モルティでしっかりとした酒質が咥内に拡がります。

樽感が強いのは微妙。というのも、もっと圧力があるものと予想していたから。

 

記憶は曖昧なものなので、ちび樽という名前から記憶をスライドさせてしまった可能性もあります。

 

当時なにかしらのテイスティングノートを残していれば、今の自分のものと比べられて面白かったのに…

惜しいことをしました。

 

 

 

 

テイスティングノートといえば。

先日、Twitter界隈に 素人がテイスティングノートを記録することが気に入らない と怒っている人がいて驚きました。

どんなものにも腹を立てる人はいるものです。

 

私の場合は、自分なりに言葉にするようにしたら、記憶に残りやすくなったように感じています。(読み返して思い出せるきっかけになることも)

また、好き嫌いの傾向について、この表現があったら自分の好みのボトルの可能性が高いと感じるコメントもいくつか出来ました。

 

結論、私はノートを残し始めて良かったです。

 

 

同じカウンターに座っている人やカウンター越しに立っている人に陰で嘲笑されているのかもと考えると怖くなりますが。

 

もう仕方ないですね。

これが私のウイスキーの愉しみ方です。