ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

バランタイン 21年 2018年流通

ラベル情報:

Ballantine's

BLENDED SCOTCH WHISKY

AGED 21 YEARS

40%

 

香り:甘い香り。蜂蜜、林檎の皮。軽やかな樽香。ハッカ、乾いた籾殻、グレーンらしい香り。

味わい:落ち着いた甘み、蜂蜜、甘い樽香、林檎、モルティ。フラワリー。水飴、ハーブよう。クローブ、スパイス。塩味のヒント。仄かな樽香。グレーン甘さが伸びる。鼻に抜ける香りは甘いミント。

好み:★7 71 

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

香り:リンゴや花の芳香。そして蜂蜜のような甘い香り。

味わい:洗練された味わいの中に感じられるヒースやリコリス、スパイスなどの芳香。なめらかなミディアムボディ。

フィニッシュ:ドライシェリーの様な甘美な長い余韻。

 

 

反芻:“リンゴ” “蜂蜜” “ヒース” “スパイス” 、合格点ではないでしょうか。

リコリス” は自分が ハーブよう としか挙げられなかったものにピンポイント。勉強になりました。

 

 

雑感:きっとロックが本領。

程よく溶けた氷と冷えたアルコールに粘度が生まれます。

感じるのは硬い果実。柿のような

金色の麦も浮かんできて。

えぐみが少し。

 

植物感が立ってくる印象。

 

これはストレートよりも面白いです。

 

 

 

逆に言うと、

ストレートではもっと腰が欲しかったのも本音。

 

加水の良さも学んできたのになぁ なんて感じてしまいました。

 

 

でもきっと、それは求められたものなのだろう とも。

 

全面誉め言葉として、

当たり障りなく美味しいお酒 といえると思います。

 

こういったウイスキーが求められるシチュエーションは沢山あるハズ。

デートでも

食事時でも

軽く味わいたい時でも

 

今日現在の自分が求めるものとは違いますが、美味しいウイスキーです。

 

 

 

 

追記(23/0527):

ボトルが空くことになったので再度のテイスティングを。

 

香り:土っぽい花の香り。蜂蜜、シリアル、籾殻。シロップ。ミント、林檎の皮。軽やかな樽香も。

味わい:蜂蜜、穀物の甘み。水飴。まろやかな苦み。洋梨やハーブ。バニラ、ミント、樽の香り。少しだけパフュームも感じた。

全体的に穀物を感じる構成。落ち着いた甘み。

好み:★7 73

 

 

雑感:やはりロックが旨いです。

ストレートももちろん美味しいのですが、

ロックにすると麦っぽさが強くなる印象。甘みも苦味も

 

今の自分にはそれが良い感じ。スルスル飲んでしまいます。

 

 

劇的に美味しい!というものではないのですが、

これが良い…と感じる時期は定期的に来そう。

 

そしてそれは、年を重ねると増えていきそう…

 

 

シーバスリーガル 18年と同じく、

将来に持っていきたい1本です。