ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

アンバサダー 25年 80年代流通?

ラベル情報:

Ambassador

AFED 25 YEARS

BLENDED SCOTCH WHISKY

43%

 

香り:オールディなスモーク。カラメル、黒糖、オールドモルトの旨味。赤い果実、カシス。加水のニュアンスも。

味わい:なめらかな口当たり。グレーンらしさ、ミント。サイダー。乾燥させた牧草、炒った籾殻。柔らかいスモーキー、ほろ苦い甘み。燻したレモン、砂糖、甘酸っぱさのヒント。

爽やかな甘さとまったりとした甘みが同居している。

好み:★7 79

 

 

雑感:グレーンとモルトが共生しているような

混ざり合うというよりも、両立。

各々が独立しているような。

二重螺旋。

 

それぞれの特徴をハッキリ感じることが出来ました。

 

 

そんな中でも、

印象が大きいのはグレーンのそれ。

 

多くのブレンデッドウイスキーは、モルトをグレーンが補助している印象があるのですが、

このボトルはその逆。

 

グレーンの主張があって、モルトの旨味で奥行きを拡げているような。

そんな印象を持ちました。

 

そういった点では、二重螺旋よりも魔貫光殺砲の方がイメージに合っているかも?笑

 

 

思い出したのは、J&Bにある爽やかさ。

でもそれよりもモルトの印象が強くて…

 

正解は、バランタインの海外市場向け姉妹ボトルとのこと。

 

言われてみると、ちょうどJ&Bとバランタインの中間なような気もしてくるから単純です(苦笑)

 

 

色んな意味で、他の人の感想を聞いてみたいボトルです。