ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

グレンギリー 11年 2011 秩父令和商会 干支2023ウサギちゃん

ラベル情報:

GLEM GARIOCH

AGED 11 YEARS

DISTILLED IN 2011

BOTTLED IN 2022

58.6%

HAPPY NEW YEAR

 

香り:甘酸っぱい香り、梅あん。モルティ。水飴。洋梨や青林檎のイメージ。微かに甘い芝生。

味わい:酸味がある。白粉、青林檎、蜂蜜。粉っぽさ。焦げ感。機械油。苦味。ドライなフィニッシュ。

好み:★7 70

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

味に関して:

エステリーなフルーツと梅の香りから連想する新年の寒梅から新年ラベルに起用しました。

飲むとまず梅シロップの甘味と和風な酸味。

次にビターオレンジパウダーが舌先を転がり、その後ろからバーボン樽由来のバニラとクリームのミルキーな後味が立ち上がります。

余韻にグレープフルーツのワタがピリッと口の中にビターで刺激的な飲みごたえを提供します。

比較的開けたてからでもストレートで美味しく飲めるボトルと思います。

香りは最初弱いですが、グラスに注いで10分ほど放置すると梅の香りが立ち上がります。

開栓後は少しずつバニラの香味が増えてミルキーなマイルドさが多く感じられるようになる印象です。

個別個別のテイスティング感でいくと結構美味しいと思うんですが、梅とオレンジ、バニラミルクな味が美味しいとはいえ同時にブッ込まれるのはちょっと口内の印象としては珍味寄りな感じがしますね笑

ラベルも中身もユニークで面白いタイプだと思うので、新年の笑う場を増やす役割でお役に立てれば幸いです。

 

 

反芻:“梅の香り” が浮かんでいて良かったです。“和風の酸味” には なるほどと。また、“ビターオレンジパウダー” も、酸味・粉っぽさ・苦味 と挙げてたものと一致しているように感じられます。及第点ではないでしょうか。

 

 

雑感:店主さんと目が合っちゃう

テイスティングノートを取りながらラベルを眺めていると、どうしても店主さんと目が合って笑ってしまいます。

ある意味ハッピーなラベルですw

 

 

本日は開封直後。

酸味のあるフルーツ香が素敵。

時間が経つと、樽の木香が漂ってきました。

これがバニラに通じていくのでしょうか? 楽しみです。