ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

フェッターケアン 12年 2006 The Share:アフリカゾウ

ラベル情報:

Fettercairn

12 Years Old

Distilled in2006

56.2%

African Elephant

The Share

Specially Bottled For Friends & Associates of 16 Japanese Bars

Morrison & MacKey

Whisky Merchants

 

香り:洋梨、青林檎、乾いた煙。乳酸菌。遠くに味噌汁を感じた。

味わい:ケミカルな甘み、オレンジ。シナモン、乾いた煙。明るくスパイシー。レモンケーキ、砂糖をまぶした焼き菓子。

好み:★7 78

 

 

雑感:時間をかけるとまた違う表情が

まるで餡子のような粘り気のある甘みが出てきました。

 

面白く、とても美味しいモルトです。

 

 

それにしても今回の自分が挙げた 味噌汁。

感じたまま正直に載せましたが、良いのかな?と躊躇する気持ちはありました。

 

ですが、過去の自分のノートを読み返してみると、ウイスキーマガジンの 19年 1995 に魚介出汁を感じていて

驚くと同時に嬉しくなってしまいました。

 

また、無路良20thの 26年 1995 ではレモンパイや砂糖菓子を挙げていたり。

 

 

その日の正直な感想が、過去の自分と近いと嬉しくなるものですね。

不思議な満足感があります.

 

フェッターケアンが好きになってきました(笑)

 

 

 

 

(よろしければ)

 

 

 

 

追記(23/06/12):

香り:クリーミーで粘り気のある香り。黄色いフルーツのクリーム、砂糖。爽やかに甘い。ハッカ、バニラエッセンス、冷たいスパイス。

重ための甘みとスッとする爽やかさが両立している。

味わい:バニラエッセンス、こってりと甘い。直後にジンジャー、シナモンやクローブが現れる。バター。林檎の皮。軽やかな樽感、甘みと渋み。

バニラとジンジャーが印象的。複数の甘みと辛味や渋みが混ざり合う。

好み:★7 77

 

 

 

反芻:味噌汁は感じませんでした(笑)

それ以外で印象的なのは、こんなに粘度があったっけ?という感想。こってりというかコクというか、記憶と記録との違いに驚かされました。

液面から見るに、前回飲んだボトルとは違うボトルです。こちらの方が開けたてに近い。この後開いてくると、前回のように爽やか系がメインになってくるものと想像します。

時間の逆行。これもまた面白く、貴重な体験でした。