ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

ルーイーン シークレットスペイサイド 27年 1992 キングスバリー

ラベル情報:

Raine

Speyside Single Malt Scotch Wshiky

AGED 27 YEARS

DISTILLED IN 1992

CASK NO. 4406046

46.3%

Kingsbary

 

香り:甘やかな香り、蜂蜜、フラワリー。綺麗な樽香、バニラ、クローブ。焼き林檎。

味わい:心地良いモルトの甘み。籾殻、蜂蜜、白胡椒とクローブ。バニラ。オイリー。甘酸っぱさ。オーキーな苦み、薄い蜂蜜紅茶。メンソールと鉛筆の芯。フラワリーな余韻は長く。

好み:★8 82

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

濃い金色がこの素晴らしいスペイサイドのウイスキーへと誘う。かすかなハチミツを伴ったあたたかいバタースコッチの香りに、シルクのような、あたたかく柔らかい口当たり。トフィー、カラメル、あたたかいスパイスの奥に麦芽の風味が感じられる。フィニッシュは魅力的で非常に複雑。クラシックなスペイサイドモルト

 

※通販サイトより

 

反芻:オフィシャルのコメントでは、後半にかけて “麦芽の風味” が来ているのですね。自分は、オープニングから迎えてくれたように感じました。また、香りの蜂蜜も “かすかなハチミツを伴った” という印象ではなく、しっかり主張があるように思います。そう考えると、同じものを挙げながらもズレていますね。

ただ、“クラシカルなスペイサイドモルト” には大きく同意です。“クラシカル” といえるものの経験について自信はないのですが、綺麗で望む通りのスペイサイドモルトだと感じました。

 

 

雑感:ルーイーンとは、シークレットだが素晴らしいという意味のゲール語

だそうですが、どんな場面で使う言葉なんでしょう。

 

一単語ではなくて、例えば『ルー』と『イーン』で分かれてて、『素晴らしい』と『秘密』という意味なのかな。(浅学にもほどがある…)

 

 

 

それは兎も角。

 

このボトルを購入したのは、ほんの2年前なのです。

ですが、価格は2万円しないくらい。

 

驚きです。

 

 

価格が安さに皆が警戒してる隙を突けたのかなぁ

当時の自分のファインプレーに感謝。

 

正直、価格が安いとそれはそれで警戒してしまう。

そんな悲しい性は皆が持ってますよね。

 

クオリティが高いものは、情報が自分のところに届くまでにもう枯渇している という認識が庶民のウイスキーラバーの共通でしょう。

 

 

そういった意味でも、このボトルを購入できた幸運に感謝です。