ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

クライヌリッシュ 22年 1998 シグナトリー ウイスキーフープ

ラベル情報:

Clynelish

Aged 22 years

Distilled on 10 September 1998

Bottled on 4 February 2021

Matured in Refill Butt

Cask number 11699

51.8%

The Whisky Hoop

SIGNATORY VINTAGE

 

香り:瑞々しい蜜柑、内陸系のピート、乾いた煙。フルーツチョコレート、バニラ。

味わい:まろやかな甘さ。蜜柑、オレンジの白皮。甘い苦み。ワクシーさと乾いたピート香。薄めたチョコレート。木の香り。

好み:★8 83

 

 

【オフィシャルのテイスティングサークル】

全体に調和がとれたバランスの良さ、新ロゴ入り和紙ラベル第一弾に相応しい瓶詰

 

 

反芻:近いような気がします。“dried fruits” よりも “fruity” がメインに感じましたが、両方大きいですし誤差の範囲かなと。

今更気になったのですが、“dried fruits” と “fruity” は並んでいないのですね。間に “spicy” がある意味。気になります。

サークルの左側は樽に由来するものなのでしょうか?

 

 

雑感:なめらかで飲みやすく

瑞々しいフルーティさが迎えてくれて、脇を固めるピートや苦みが奥行きを作る。

これは評判が良いだろうと感じさせられるモルトです。

 

稀に出逢う、フルーティさのなかに瑞々しさを持つモルトはとても魅力的ですね。

発酵の菌に由来するものなのかな

 

1998のクライヌリッシュ、飲める機会があったら逃さないよう心に留めておきます。

 

 

 

余談ですが、

初見、度数が60%を超えているのかと勘違いしてしまいました。(書体がオシャレなのが悪い…)

驚くほどなめらかだなぁと感心したりして

 

マスターに感想を伝えていなくて良かったです(笑)