ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

トーモア 14年 2002 GM プライベートコレクション

ラベル情報:

TOMORE

DISTILLED 03/07/2002

BOTTLED MARCH 2017

COTE ROTIE WOOD FINISH

45%

PRIVATE COLLECTION

GORDON & MACPHAIL

 

香り:甘い香り、葡萄キャンディ。硫黄、赤ワインちっく。その下に白粉、マスカット。生木の香り。

味わい:まったりとしている。生クリームと葡萄。オーキーなスパイス。炒ったナッツ。剥く前のグレープフルーツ。ソルティ。プルーン。硫黄、麦芽の甘み。ぬめり気を感じる。

好み:★6 67

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

甘いバニラのアロマが、ねっとりとしたプルーン、リンゴ、みずみずしいグレープフルーツと混じり合う。ほのかなジンジャーとココアパウダーが広がる。甘くクリーミーで穏やかなスパイス感を伴うリンゴ、バタースコッチ、タンジェリンの風味。土を思わせる香りが奥に広がり、トーストしたオーク樽、ブラジルナッツが開く。

 

※通販サイトより

 

 

After finishing in the finest Cote Rotie casks for 20 months, the light Tomore character has developed sweet, almost floral accents enhanced by blackcurrant, green apple and spicy sitrus, complemented by a touch of milk chocolate.

(最高級のコート・ロティの樽で20ヶ月間後熟成させたトーモアの甘み。カシス、青林檎、スパイシーなシトラスによって強化された甘くまるで花のようなアクセントが、ミルクチョコレートのタッチによって補完される)

 

※裏ラベルより

 

反芻:ほとんど拾えていないですね。ワイン樽のニュアンスに囚われ過ぎてしまったかも知れません。

“甘くクリーミーで穏やかなスパイス感” は共通していて良かったかな。

 

 

雑感:綺麗でキャンディちっく

美味しいと思うのですけど、自分の好みではないかなぁ

 

時折言っていますが、今の自分はワイン樽由来のそれが苦手なのです。

 

ですので、このテクスチャーが好きな人にはもっと高評価されるボトルと思います。

自分ですら、綺麗に整っていると感じましたから。

 

 

この味わいが好みの人がいたら、譲りたい気持ちがあります。

もしくは自分の好みが変化するタイミングまで待つか。

 

今飲んでしまうにはボトルが少し可哀そう

 

 

 

 

このボトルを飲んで連想したのが、先日記事を上げた グレンアラヒー 25年 1992 ケイデンヘッド でした。

 

あれは、バーボンホグスヘッドなのですけど

やっぱりワイン樽の影響を受けてるように思えてなりません。(まだ言ってる)