ラベル情報:
Linkwood
14 Years
Distilled 2001
Bottled: 2016
Finished in a Springbank Sherry Cask
55.9%
Best Dram
香り:フラワリー、グラッシー、砂糖。蜜柑。乾燥させた牧草。モルティ。ベリー、凍らせた洋梨。メンソールも。
味わい:なめらかな甘み、焦げた麦芽の甘み。土っぽさ。舌がしゅくっとする感じ、ラズベリー、バター。フラワリー。白胡椒、ジンジャー、スパイシーなフィニッシュ。
好み:★7 71
雑感:当時幾らで買ったか覚えていないのですが
今では買えない価格になっていそうなボトルです。
スプリングバンクのシェリーカスクフィニッシュって、ラベルパワーが強いですよね。
それはともあれ
正直な話 自分にとっては、開封直後にハズレだと思った記憶のあるボトルになります。(自分の好みからは外れていたというのが正確)
開けたては溶剤っぽさが前面に出ていて、旨みのあるところが乏しかったのです。
ですが、今回改めて飲み返してみて、
面白いボトルだと感じました。
スプリングバンクらしさを見付けることは叶わないのですが、
乾いたスモーキーさに探してみたり
探しているうちに、
スペイサイドモルトらしい優しい華やかさが咥内いっぱいになっていることに気付いたり
杯を重ねて酔ってしまいます。
わるくないですね。
紆余曲折あったこのボトルとの付き合い、もうしばらく長く続けていきたいと思いました。