ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

スキャパ 32年 1988 GM コニサーズチョイス カスクストレングス

ラベル情報:

SCAPA

AGED 32 YEARS

FILLED 1988

BOTTLED 07.12.2020

MATURATION REFILL BOURBON BARREL

CASK No. 310

BATCH 21/004

50.6%

CASK STREGTH CONNOISSEURS CHOICE

GORDON & MACPHAIL

 

香り:メロウで甘やか、黄色いフルーツとシロップ、蜜蝋。樽由来のスパイス。明るい香り。

味わい:蜜蝋、シロップ、黄色いフルーツ。フラワリー。ハイトーンのスパイスと蜂蜜。ミント。その下からモルティな甘みが顔を覗かせる。クリーミー。余韻はバニラビーンズ、オーキーな渋み。

好み:★7 78

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

DARK HONEY aromas combine with CITRUS and TOASTED MALT.

(ダークハニーのアロマに、シトラスとトーストしたモルトの香りが重なる)

Subtle flavours of PEPPER soften to RIPE PEAR, TANGERINE and CHARRED OAK.

(仄かな胡椒の風味が、熟した洋梨、タンジェリン、チャーされたオークへと柔らかく)

A medium-bodied finish of EXOTIC FRUIT and OAK.

(エキゾチックなフルーツとオークのミディアムなフィニッシュ)

 

※ラベルより

 

反芻:自分の感じた 黄色いフルーツ は “シトラス” と表現されているものと思います。自分は シトラス という程、酸味は感じませんでしたが。“熟した洋梨” はなるほど という感じ。“エキゾチックなフルーツ” もなんとなく分かる気がしました。

 

 

雑感:完成度の高いモルトです。

派手さはないのですが、30年超の長熟のまろやかさと複雑味が感じられる。

そしてその中にもハッキリとオーキー、スパイスと蜂蜜が立っている。

そんなイメージです。

 

これをもっと愉しめる自分になりたいと感じさせられました。

 

 

熟練した方々がどんなものを拾うのかも聴いてみたいです。