ポートセルミの箱

ウイスキーのテイスティングをつらつらと。整理整頓中。

グレンタレット 10年 旧ラベル

ラベル情報:

GLENTURRET

AGED 10 YEARS

40%

 

香り:濡れた布、薄めた葡萄ジュース。林檎の皮。餡子。柔らかい焦げ感。

味わい:甘酸っぱい。餡子、酸味のある林檎、桃缶のシロップ。蜂蜜、蝋燭。苔た倒木。

柔らかいのにコクがある。

好み:★7 77

 

 

【オフィシャルのテイスティングコメント】

Through 10 years of gentle slumber in oak casks, The Glenturret spirit transforms to a pale lemon gold colour developping its renowned  delicate flavours of orange zest with vanilla as it slowly matures.

(オーク樽で10年間穏やかに眠り、淡いレモンゴールドに変化したグレンタレットは、ゆっくりと熟成するにつれて、オレンジの皮とバニラの繊細なフレーバーを得るようになります)

 

※裏ラベルより

 

反芻:“オレンジの皮” も “バニラ” も挙げてない(汗

麦芽と樽の素直な味わいを指しているものと推察しますが、その通りのモルトだと思います。自分はもっと熟したフルーツ感を感じましたが、これは年月を経て練られて現れたものなのかも

 

 

雑感:蠱惑的ではなくて魅力的、複雑というよりもふくよか。

瓶熟・ボトル内で練られた旨みは他に得難いものがありますね。

 

稀によく体験することですが、やはり時間の魔法は凄いです。

 

そして、その効果は加水のボトルでもいけるんですね。

 

 

現行のスタンダードボトルを集めて残しておこうかなぁ

 

 

 

 

追記(23/06/14):

忘れられず、また頼んでしまいましたw

 

やはり魅力的。

 

香り:林檎の皮、葡萄の皮。石鹸。ケミカルな甘み、水飴。仄かな焦げた麦芽香。

甘やかな香り。林檎や麦芽がふくよかに。

味わい:林檎のシロップ、酸味。こし餡。植物由来の苦み。伸ばした蜂蜜、シリアル。ワクシー。甘いスパイス。

なだらかな甘み。林檎と餡子。落ち着いた魅力がある。

好み:★7 75

 

 

雑感:複雑さがなくても美味しいなぁと

改めて感じました。

いえもちろん、鋭敏な方とは感想が違うかもしれないのですが。

 

ただ、飲み疲れない・飲み飽きないなんて言いませんが、

ちょっと良いよね と感じるボトル。

幸せな1杯です。

 

 

 

それにしても、今回も “オレンジの皮” も “バニラ” も挙げていない(苦笑)

もうこのボトルに関しては、そんな感じですね。